ベテランギタリストが教えるギターの練習で挫折しない3つの方法

今回はギターの練習で挫折しないコツについてお話ししていきます。

「ギターをしばらく触っていない」「お部屋のインテリアになってしまった」「今はクローゼットの奥に眠ったままになっている」という状況になる前に(なってしまったあなたも)、ぜひこの記事を読んでギターをまた新たな気持ちで楽しんでください。

自己紹介

こんにちは、Rimo(@RimoGT)といいます。ギター歴25年以上になります。毎日ギターを愛でています。

私はプロではありませんが、趣味としてずっとギターを弾いてきました。住む場所が変わったり、子供ができたりした時など、一時的に弾かなくなった時期が何度もありますが、今回ご紹介するコツを知っているので、多少ブランクがあいても「挫折した」とは感じません。「また始めようかな」というノリですぐに再開できています。

練習のやり方はわかる、なのに挫折してしまう

最近はYoutubeなどの動画配信サービスが充実しているので、やり方がわからなければ動画で検索すれば必ず誰かが丁寧に解説してくれています。手に入らない情報はほぼ皆無だと言って良い状況になりました。

それでも、ギターがうまくならなずに挫折してしまったという方は後を断ちません。一説によると1年以内にギターをやめてしまう割合は90%とも言われています。

「やっぱり自分には向いていなかった…」「才能がないんだ」という思考に陥ってしまうと、挫折へ一直線です。

挫折まっしぐらな考え方が、挫折を招いている

挫折するものだという選択肢を持っている

突然ですが、あなたは生まれた時からお箸を持てたでしょうか。持てなかったですよね。でも、ある程度の年齢を重ねると誰でも持てるようになっています。

周りの人で、「いやぁ、お箸を持つのムズ過ぎて挫折したわ」という人はいるでしょうか。何か特別な理由がない限りいませんよね。もちろん「箸の使い方おかしいって言われるんだよね」という方はいるかもしれませんが、ご飯を食べるのに困らないレベルではあると思います。

鉛筆を持つのも同じ、靴紐を結ぶのも自転車に乗るのも同じことが言えます。

なぜこれらは挫折せずにできるようになるのでしょうか。

それは、「挫折するという選択肢がない」からです。「生きていく上で必要なこと」だからです。「誰でもできることだ」と信じているからです。

一方ギターはなぜ挫折してしまうかというとその反対で、ギターは「生きていく上でできてもできなくても良いこと」ですし、全員ができることではないので、「自分はギターを挫折した」と頭が認識しているからですね。

まずはその認識を捨てて、「ギターを弾くために手先を少しずつ器用にしていこう、お箸や鉛筆が持てるようになった感覚で」と考えてみましょう。

高い壁に真正面から体当たり

「弾きたいものがあるのだけれどどうしても弾けないフレーズがある」という壁に当たってしまって挫折した、という方も結構いると思います。

どれだけ反復練習しても弾けるようにならないフレーズ…壁に当たっても、がむしゃらにぶち当たっていけばいつか弾けるようになる!と信じてやまない人。

一見美しくもありますが、そのやり方では乗り越えられるかどうか運しだいな感じがしませんか。

手が届かない壁は、闇雲にとんでも飛べるようにはなりません。

どの部分が、どうして弾けないのか分析してみましょう

弾けない理由は、例えば指がうまく動かない、指が届かない、指に力が入らない、指先が痛い、などが挙げられます。特定の指が特定のタイミングでそれら弾けない原因を引き起こしているだけと考えます。そこをはっきりさせて部分的に強化していくのが重要です。

分析とは、分けること。分けることは、分かること。

高い壁は階段を使って登りましょう。

解決するための具体的方法

では、具体的に何をすれば良いのか、具体的な方法を紹介いたします。

ハードルを上げ過ぎない

やる気満々なうちは気持ちがたかぶっていて、「毎日3時間弾く!」という厳しい目標を作ってしまいがち。

Rimoはお勧めしません。

厳しい目標を立てると、それを達成できなくなると「ああ、今日もサボってしまった…」と自分を責めることになります。そうなるとギターを弾くことが苦しくなってきます。

人間のモチベーションは絶対に継続しません。絶対にです

必ず高い時と低い時が交互に訪れます。ですから、もし目標を設定するのであれば、どれだけモチベーションが低くてもできる程度のことにとどめておきましょう。

ギターは指が開くようになり指先が硬くなるのは日数がかかります。焦らず、マイペースでいきましょう。そして、気分が乗っている時は思う存分弾いてみてください。

ちなみにRimoは、「毎日ギターネックを握る」を日々の目標にし、習慣化しています。「それは低すぎだろ!」と思われた方もいるかもしれませんが、まずは継続することが目的ですので、こんな感じで大丈夫です。

ネックを握りさえすれば、目標達成!

あとは、ご褒美タイムとして弾いてます。楽しくて仕方ないです。

基本練習を行う

基本練習を行いましょう。ギターを続ける以上、ずっとです。超重要です。これをやり続けるか否かで、ギターの技量はどんどん差がついてきます。そのうち、弾けなかったあのフレーズが弾ける日が来ます。

ギターの基本練習は、そんなに種類はありません。テーマを決めて、自分で一つ選んでスタートしましょう。

選ぶコツは、「自分の苦手」が含まれる練習かどうかです。

それもわからない人は、薬指は楽器の演奏者にとって最も自由に動かしにくいことが解剖学的にもわかっていますので、薬指を強化する練習を積極的に取り入れていくことをオススメします。

弾いてみてから考える

先に述べたように欲しい情報はネットにたくさんありますが、「もっと良い方法はないか、楽な方法はないか」と探し続けるのに時間を費やすのは非常に危険です。自分に本当に合う練習方法かどうかはやってみない限りわかりません。

これは良さそうと思う練習方法を見つけたら、疑う前にとりあえず100回くらい弾いてみてください。100回が多いなら20回でもいいでしょう。何かしら変化が実感できると思います。

そこで、自分にとって有効だと感じたなら、継続的に練習メニューに取り込めばいいし、効果が薄いとか難しいと感じるならその練習方法のことはさっさと忘れましょう。

大切なのはあなた自身が「自分で」練習メニューを作っていくこと。

そのためには「まず弾いてみること」です。

まとめ

今回のまとめです。

挫折してしまう考え方は、

挫折するものだという選択肢を持っている…お箸が持つのに挫折する人はいない

高い壁に真正面から体当たり…階段を使いましょう

そしてその解決方法は

練習のハードルを上げ過ぎない

基本練習を行う

弾いてみてから考える

挫折しない、ということについてもう少し詳しく知りたい方は、「GRID やり抜く力」という本がオススメです。

今回ご紹介した考え方を持って、具体的にどのように練習を組み立てていけばいいか、具体的に解説した記事がありますのでそちらも併せてご覧ください。

参考:ギターどのくらい練習すれば上手くなるのか その答えとやり方を解説します

また、挫折しない具体的な方法として、レッスンを受けるのも効果的です。

筆者がレッスンを受けた時の体験記を、ドキドキの入会から先生との別れまで記事にしていますので、レッスンがどんなものなのか知りたいという方は参考にされてください。

参考:【ギター】ギターを習いに行ってみた 一歩踏み出す前の葛藤【僕の師匠はバークリー】

皆さんのギターライフに少しでもお役に立てれば幸いです。

それでは、Love Guitar!

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