ポチる前に見て欲しいディストーションエフェクターの選び方

こんにちは、今日もギターを愛でていますか?今回はディストーションペダルについて。

ギタリストはみんなエフェクター大好き、特に歪系はラーメンとカレーより大好きなはずです。

歪みは自分の個性そのものといってもいいくらい、サウンドの中で最も重要な要素ですよね。だからこそ、「理想の一台を見つけたい」という思いを抱きながら日々模索しているのではないでしょうか。

新しいペダルが発売されるとワクワクが止まらず、You Tubeとデジマートの無限ループにハマって夜も眠れない人は多いはず。

でも、「なかなか気に入ったのディストーションが見つからない」「気に入った見つかってもすぐに他のペダルに目移りしてしまう」「新しいのが出たらとりあえず買ってしまう」「買ったはいいものの思ってたんと違う」、こんな経験をした方も少なくないと思います。

ギターをやっていない人からしたら少々大袈裟な話かも知れませんが、ディストーション沼にハマったら恐ろしい負のループにハマってしまって抜け出せなくなる・・・ギタリストあるあるですよね。

練習する時間も削ってペダルレビューを見て、衝動買いをして散財する・・・お気に入りのペダルを手に入れるために、多くのものを失っているのです。

そう、それは私

過去の私(@RimoGT)も類にもれず、そんな経験をたくさんしてきました。いや今もそうかもしれません。25年で購入したディストーションペダルは数知れず、気に入って長く使ったもの、買って次の日に売ったもの、いろいろありました。

でも、今はこれという歪ペダルに出会えて、愛用しています。新作エフェクターはチェックしますが、特に目移りするようなことはなく動画などを楽しめています。

こんな人に向けて書いています

・気に入ったディストーションペダルにで会うために遠回りし続けている

・持っていないペダルが気になって練習する時間も削って調べてしまう

・新作をすぐ購入してしまい金欠になっている

・自分の出したい音が出るエフェクターがどれなのかわからない

これらの悩みを解決できるお手伝いができればと思います。

ディストーション沼から抜け出す方法

ディストーション沼から抜け出す方法、それは「ディストーションペダルの基本的な分類を知ること」です。

以前、オーバードライブペダルについてはオーバードライブ難民にならないための基礎知識 おすすめもという記事の中でお話しさせていただきました。

ディストーションペダルの大まかな分類がわかれば、自分の好みの方向性と、同じ向きのペダルに絞り込むことができます。あとは、その中からじっくり時間をかけて選ぶだけです。

時間も短縮できるし、無駄な出費もない、現時点での最高の答えに自分でたどり着いたという納得感。そういうペダルに出会えれば、演奏に集中できるし、次のさらに自分にあったペダル購入のための資金を貯めることにも繋がります。

その分類がどんなものなのか次で説明していきます。それではいってみましょう。

分類は大きく4つ

分類は大きく4つあります。歪みの量で分類2つ、歪みの質で分類2つ。すなわち、

歪の量 2種類 × 歪の質 2種類 = 4つ のカテゴリになります。

歪みの量で2つに分類

歪みの量で、「ハイゲイン」と「ウルトラハイゲイン」に分けられます。オーバードライブを「ローゲイン」としたとしてここでは理解してください。

「ハイゲイン」と「ウルトラハイゲイン」、この2つの違いは、単体でメタルやメロコアまでカバーできるくらい歪むか否か。「ゾンゾン、ギョー」ができるかどうか。できるペダルはウルトラハイゲイン、そこまでの歪みがえられないものはハイゲインとしています。あくまで目安です、明確な線引きっていうのはありません。

また歪みが多ければ偉いってわけではなく、自分がどんな音色を必要としているかを知ることが重要です。たくさん歪むペダルよりゲインが少なめなペダルの方がより細かいセッティングが出しやすいということもあります。

歪の質で2つに分類

歪の質で分類した場合、「個性タイプ」と「アンプモデリングタイプ」の2つに分けられます。

「個性派タイプ」は、そのペダル独自の音色を作ってくれます。歪み系エフェクターは、アンプの歪みに比べるとどうしても音域と奥行きはアンプに劣る傾向があります。しかし、それをもろともしない魅力的な音色で勝負!といった感じです。

一方の「アンプモデリングタイプ」は、すでに存在するアンプの音を目指して作られています。本家のアンプと聴き比べてしまうとやはり本物の凄さを思い知るわけですが、アマチュアにとって持ち運びのしやすさ、保管スペース、価格、メンテナンスなどを考えると、ペダルサイズであることのメリットは大きいですよね。

さて、4つを順番にみていきます。

タイプ別ディストーションペダルの基礎知識

4つに分類したディルトーションを、順に解説していきます。

1. 個性派 × ハイゲイン

オリジナル曲を演奏することが多いのであれば、個性的なディストーションを鳴らすことで雰囲気がグッと引き立つこのカテゴリのエフェクターがうってつけ。

個性派、というだけあって、「これだ!」という音に巡り合うには直接音を聞いてみるしかありませんが、その中でも独自の音色で人気を確立した代表的な個性派ハイゲインを3つご紹介します。

RAT

個性派ディストーションの代表格、ProcoのRATです。RATの歪みを愛用しているミュージシャンは多く、椎名林檎さんの歌「丸の内サディスティック」の歌詞の中にも登場した、個性派本命中の本命ペダルです。

1979年から販売され、現在もいまだ新品で購入できるというのは驚きです。もっちり、ジョリっとしたクラシックなサウンドは、RATでしか出せない音です。

DS-1X

ボスの歪みを個性と呼ぶのかは意見の分かれるところですが、アンプにはない「ボスの歪み」は今や個性と呼んでいいでしょう。

DS-1を紹介しても良かったのですが、2014年に満を持して登場したこのペダルは、出た当初は私も結構欲しくなりました。エフェクターっぽくない奥行き感と粘りのある歪みは、新たなボスの歪の機軸を生み出しました。

Riot

ハイゲインディストーションペダルは、一時期アンプモデリング勢に押されてイマイチかっこいい音色の個性派ペダルの新作がなかったのですが、これは大ヒット作になりました。派生モデルやコピーモデルも後から多数発売され、その中の一つをRimoも購入しました。

音色は全域に渡って分離度がよく、尚且つ噛み付くようなアタック感があるサウンドです。かっこいいです。

クローンが低価格で音がよく似ていると評判です。そのことについて解説した記事も併せてご覧下さい。

参考:Suhr Riotクローンはコスパ抜群 歪みオタクも納得の再現性

2. アンプモデリング × ハイゲイン

このカテゴリの勢力図は、「マーシャル系」と「それ以外」に分けれられます。種類で言うと圧倒的にマーシャル系が多い印象です。動画レビューを見ても、「マーシャル系の」と言う言葉が頻繁に出てきます。

それだけ歪としてお手本となる音色ですので、幅広くコピー曲を演奏することが多い方は1台持っていると重宝します。

あとは操作性、サイズ、価格帯などで好みのペダルを探してみてください。

マーシャル系

モデリング系のディストーションというのは、圧倒的にマーシャル系が多いです。歪みの王道、ギターの歪といえばマーシャルの音を連想させます。それだけ本家が素晴らしい音なのだということですね。

その中でもXoticのSL Driveはおすすめです。コンパクトな筐体ながら、豪快なマーシャルサウンドを放ってくれます。

Freedman

人気が不動のものになりつつあるFreedman。ハイゲインに分類していますが、ウルトラな領域に近いところまで歪みます。音抜けとコンプ感が気持ちいいペダルです。トレブルとベースが独立したノブがついているので細かい設定が可能です。

Peavy 5150

これまでも5150のモデリングはたくさんありましたが、これが一番いい線いっています。繋いだ瞬間からご機嫌エディサウンドが炸裂します。ブーストとノイズゲートがついているのもいい点です。Rimoも買ったおすすめの1台です。

5150 overdriveについて詳しく解説している記事がありますので、ご参考にしてください。

参考:MXR EVH 5150 overdriveレビュー 歪みペダルとしてとても良くできている

3. 個性派 × ウルトラハイゲイン

ウルトラハイゲインで個性的な音色というのはそんなに多くありませんが、逆に言えば気に入ったら即購入でOKでしょう。オリジナル曲でオラオラ!と刻みまくれば、あなた音として印象付けることができます。

ウルトラハイゲインの注意すべき点は、ノイズです。単体でのノイズがどうしても多くなるので、ノイズゲートの導入も検討してみてください。

Metal Zone

通称「メタゾネ」で知られるボスのウルトラハイゲイン。ボスのこだわり「技シリーズ」からMetal Zoneが出るとは思いませんでしたが、それだけこのサウンドを愛している方が多いのでしょう。

どこまでも伸びるサスティン、硬めのミドル、メタルにもってこいの重い低音が特徴です。

Fullbore Metal

MXRから発売されているこのモデルは、スラッシュな轟音を出したい人にはうってつけのペダルです。スクープボタンを押せば、ジェントなどにも対応できるドンシャリサウンドが手に入ります。メタル系をやりたいのであれば必ず候補に上がるペダルです。

Metal Muff

エレハモからはメタルマフ。デザインとネーミングだけでもやられそうになるこのペダルは、イコライザの効きが非常によく、さらにブーストスイッチがついているのでこれ1台で幅広く対応できます。

サウンド的には倍音成分が心地よく、全域に渡ってガッツリとした心地よい歪みが得られます。この分厚さがマフと名付けられた理由なのかなと思ったりします。Rimoは一時期愛用していました。

4. アンプモデリング × ウルトラハイゲイン

メタルやメロコアのコピーをやるのであれば、このカテゴリが一番適しているでしょう。好きなミュージシャンがどんなアンプを使用しているのかチェックして、それと同じモデリングのペダルを買うというのが正攻法と言えます。

逆に違うタイプのモデリングを選んでしまうと、雰囲気があまり出ないことになってしまいます。

Mesa Boogie

メサブギーは、男気あふれる野太いサウンドが特徴。メサブギーモデリングのディストーションペダルは、ブリブリとしたブーミーな中低音を得意としており、バッキングにおいては分厚い音の壁を作ることができます。

Diezel

ハイスタ横山健さんやマキシマムザ亮君なんかも使用していて、アマチュアにも人気の高いDiezel。音に張りがあって豪快かつアクティブなサウンド。

Uberschall

キメが細かい滑らかで粘っこいトーンを奏でてくれるBogner Uberschall。Rimoの好みの音色なのでピックアップさせていただきました。分厚いのに音が破綻しない、素晴らしい音色です。

(ちなみにボグナーならEcstacyというアンプとペダルが紹介されることが多いです。あれは今回で言えばハイゲインモデリングのマーシャル系に分類されますね)

まとめ

それでは今回のまとめです。

ディストーションペダルは、

歪の量 2種類 × 歪の質 2種類 = 4つ のカテゴリに分類できる。

自分がどの分類のペダルが欲しいのかを理解して、欲しい候補を絞ってじっくり悩む。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

筆者は、この経験を経て究極の歪み系ペダルに出会い、歪み系ペダル探しの底無し沼から脱出しました。

最高のサウンドを提供してくれた製作者さんへの感謝の気持ちを込めて、記事にしていますのでそちらも併せてご覧ください。

参考:Verocityのペダルと出会って歪みエフェクター探しの旅が終わった

また、YouTubeで試聴していいと思ったペダルが家で鳴らすとショボイ!という方は、原因はキャビネットにある可能性があります。こちらの記事を参考にされてみてはいかがでしょうか。

参考:キャビシミュペダルであなたの歪みペダルは別物に生まれ変わる

ディストーションサウンドが大好きなあなた。速弾きがうまくできなくて悩んでいませんか?

そんな方に向けたチェックポイントについての記事がありますので、そちらもご覧ください。

参考:速弾きができないと悩むあなたのための4つのチェックポイント

それでは、Love Guitar!

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