ギターを弾く時間がなくて挫折寸前だった僕が上手くなった方法5つ

突然ですが、あなたはこんな状況にありませんか?

  • ギターを弾く時間がない
  • 毎日学校や会社から帰るのが遅い
  • 家ではなかなかギターが弾けない
  • もっと上達のスピードを上げたい

学生さんや社会人の方はほとんど当てはまっているのではないかと思います。こんな方に向けて、今回は記事を書いていきます。

結論、時間がなくても上達できます

結論を言ってしまうと、ギターがなくても上達します。
理由は、ギターがなくても出来ることがたくさんあるからです。

ギターがない時にこの方法を実行することで、練習の効率が上がります。

筆者(@RimoGT)は仕事に子育てに奔走した時期がありました。

その頃は、全くギターに触れることすらできませんでした。

楽器は「1日弾かないと3日分下手になる」と言われています。当時の全く弾けない絶望にも似た恐怖は言葉にできないものでした。

このままどんどん下手になって、ギターの趣味も終わるのかな…と半ば諦めかけていました。しかし、ずっとやってきた大好きなギターを、ここで終わらせたくないという気持ちが強かったので、なんとか現状維持でもできないかと考えて試行錯誤しました。

結果、時間がいくらでもあった時よりも、ギターなしで何ができるか?を本気で考えられるようになり、結果的に以前より弾く時間は圧倒的に少なくなったものの、苦手だったことができるようになったり、新しい曲を弾いたりできるようになりました。

今回は、実際に筆者が取り入れてやってきたもの5つを紹介しますのでぜひご覧ください。

ギターがなくても上達する5つの方法

演奏スキルをあげる

ギターがないのに演奏スキルが上がるの?と思った方、間違いなく上がります。ちょっとした隙間時間でやるだけです。

指トントン 運指練習

写真のように、机の上でもペンを持ってもスマホを持ってでもいいので、自分が強化したい指をトントンします。指の独立、狙った指を動かす脳からの信号を強化するのが狙いです。

例えば薬指トントンなら、薬指を浮かせて、
机にトン。これを繰り返す

ジャズピアニストの上原ひろみさんも、飛行機に乗ったときはテーブルに鍵盤が描かれた紙を置いて、小指をトントンしているそうです(実際にはバチン!と力強い音を鳴らしてました)。あれだけ自由に指が動く秘訣は、スキマ時間の使い方にもあったんですね。

この練習の最大の利点は、思いたった瞬間にできることです。効果絶大の練習方法です。

上原みろみさんはこれくらい指が自由自在に動きます。その指ください。

運指練習アプリを使う

運指練習のアプリもあります。

筆者はギター指トレRというアプリをインストールして使っています。

難易度やトレーニングのモードが選択でき、スコアの記録やランキングもありますので、ゲーム感覚でできるのがいいですね。

カバーアート

Apple用 https://apps.apple.com/jp/app/ギター指トレr/id1116668051

Android用 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.yogreensoft.guitartraining2&hl=ja

シュレッドネックを弾く

出張や旅行で長期間ギターに触れない!という時はシュレッドネックを持っていきます。出張先にギター担いで行ったら、もれなく頭がどうかしているのかと思われますが、シュレッドネックはネック半分くらいの長さなので、カバンにしのばせることが可能。

うちには小さい子がいるので、リビングにはギターを置けません。代わりにシュレッドネックを置いて、ちょっとしたときに練習しています。

トレーニング器具なので、まともな音は鳴りませんのでその点は注意。あくまで指の運指のための器具です。

レビューを見ると、「こんなん使うくらいならギター使え。」と言った意見がありましたが、まさにその通りだと思います。ギターが弾ける環境下なら、ギターを弾くべきです。

出張先で、旅行先で、テレビ見ながら、少しでも運指練習したいというシーンにおいて大活躍してくれています。

知識を増やす

ギター書籍を読む

以前ご紹介しましたが、Kindle Unlimitedを使っています。ギター書籍は無限に読めます。筆者は通勤時や休み時間に読むことが多いです。その記事はこちら

参考:ギター独学は無理じゃない!教則本を無限に読めるAmazonのKindle Unlimited

その他、コードの押さえ方を覚えるとか、レッスン動画をみるなどして、ギターや音楽の知識を増やすことはギターがなくてもできますね。

弾く曲を覚える

ギターを弾く際、弾く曲やフレーズを覚えるという作業が発生します。弾きながら覚えるのもいいですが、先に曲の構成なりコード進行を覚えてしまった方がギターを手にしたときに効率的に練習に入れます。

筆者はTab譜を無料で閲覧できるアプリ「Ultimate guitar: Chords & Tabs」をよく使っています。Tab譜だけでなく、音も出て指板も表示してくれるアプリです。指板の表示が便利で、どこを押さえるかが視覚的に確認できます。曲数も多く、めちゃくちゃ重宝しています。

Apple用 https://apps.apple.com/us/app/ultimate-guitar-chords-tabs/id357828853

Android用 https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ultimateguitar.tabs&hl=en

想像力を刺激する

いわゆるイメトレというやつですね。こんなふうに弾いてやろうと想像力を膨らませて演奏をより良いものにしていく行為は、軽視されがちですが非常に重要です。

人目につかない状況であれば、エアギターもやってみる意味は大いにあると以前の記事でもお伝えしました。その記事はこちら

参考:【ギター】ピッキング上達への道 第4回 ピッキング練習

曲を聴く

一番オーソドックスな方法ですが、聴き流すのではなく、どうやって弾いているのか耳をすませる、想像することで色んな発見があると思います。頭から離れないくらいリピート再生して、音のフィーリングを自分のものにしちゃいましょう。

演奏動画をみる

実際の手の動き、パフォーマンス、衣装など、映像から参考にできることは数知れません。

普段、動画は流し見しがちですよね。

しかし、演奏動画というのはそのミュージシャンが練りにねった結果できた映像ですから、繰り返し観る価値のあるものです。演奏是非マイリストをつくって何度も繰り返し観て、研究してみてください。

考察する、創造する

ギターノートを書く、作曲する、コード譜、楽譜、運指を書き写す

簡単に説明すると、書くことは、ギタリストにとって重要な行為です。演奏者は孤独です。自分と向き合うことが欠かせません。

人の脳は、どれだけ一生懸命考えているつもりでも、同じことがぐるぐると回り続ける傾向にあります。思ったことを紙に書くことで、そのぐるぐるを止めて思考を先に進めることができます。

このパートは話すと長くなるので、また別の記事にしようと思います。

今回のまとめです。

ギターがなくても上達する5つ方法は

1. 演奏スキルを上げる・・・指を動かす

2. 知識を増やす・・・本を読む

3. 曲を覚える・・・楽譜を読む

4. 想像力を刺激する・・・演奏を観る、聴く

5. 考察する、想像する・・・ノートに書く

でした。こうやって聞くと、ギターがなくてもできることって、たくさんあるように思えませんか?

通勤時間やスキマ時間が大好きな趣味の時間に変わるって最高ですよね。

今回の記事を参考にして、自分でも工夫してギターがない時でもできることを見つけて、ギターライフを充実させてくださいね。

それでも練習に挫折はつきもの。挫折しないためのコツについての記事がありますので、そちらも併せてご覧ください。

参考:ベテランギタリストが教えるギターの練習で挫折しない3つの方法

それでは、Love Guitar!

プロフィール
このブログを運営している人
Rimo

ギターコンテンツクリエイター。
ギターブログ運営、ギターのある風景写真撮影、ギターAIイラストレーションなどを手がける、二児のパパ。
このブログでは、『「知る」は『創る』につながってく。」をコンセプトにギター情報を発信しています。「ギターがあって、暮らしは楽しい」を感じていただき、少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。

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