【ギター】レッスンで学んだ本当に大切なこと【僕の師匠はバークリー】

これまで3回にわたって、Rimo(@RimoGT)が実際にギターのレッスンを受ける体験を記事にしてきました。

モチベーションも上がり、すっかりレッスンに夢中になっていた時に、突然の転機がやってきます。

結果的に、レッスンは途中でやめざるを得なくなりましたが、それでもレッスンを受けたことは、多くの大切なことを与えてくれました。

先生に感謝の意を込めて、最終回、いってみましょう。

まだ前回までのお話を読んでいない方は、下のリンクからどうぞ。

第1回 申し込み時の心の葛藤を整理する

第2回 レッスンは上達の特急券

第3回 上達の魔法

突然訪れた転機

レッスンが始まって3ヶ月がたった。

週一回のレッスンがペースメーカーのような役割を果たしてくれる。おかげで、仕事と趣味と遊びにメリハリがついた。

帰って練習したいから、仕事も早く終わらせて帰るようになった。

組んでいたバンドも、定期的に練習を重ね、演奏のまとまり感も出てきた。

そして、万に一つもないと思われていた出会いがあり、彼女ができた。

この時は毎日が本当に充実していた。

しかし、それも長くは続かなかった…。

「Rimoくん、ちょっといいかな」

会社の上司が声をかけてきた。

サラリーマンの宿命

その真剣な表情から察するに、何か大事な話だ。

「はい、何でしょうか」

上司は少し周りの目を気にしながら、小声でこう言った。

「海外の応援の話があるんだけど…どうかな」

「異動ですか」

Rimoが尋ねると、上司は無言でうなずいた。

あまりに突然のことで、頭の中にグルグルと色んなことが同時に駆け巡る。

「今ここでは即答できないので、持ち帰らせてください」

そう答えるのが精一杯だった。

苦悩、そして決断

家のベッドに横になって天井を見上げる。

確かに、海外で仕事をするのは入社以来一つの大きな目標だった。

とはいえ、よりによってこのタイミングか。

バンド活動はできなくなる。

そしてレッスンも…。

悩んで出した答え

数日後。

「課長、この前の件なのですが」

「あ、考えてくれた?」

「はい。お話を受けさせていただきます」

最後のレッスン

次のレッスンの日。

バークリー先生に、レッスンの最後に辞めることを切り出す。

「そうなんですか、それは残念ですね。」

「はい、でも、先生が海外でチャレンジされたように、僕もやってみようと思います」

「ぜひ、頑張ってくださいね」

「これからもたくさん練習します。またいつかセッションしましょう」

「もちろん」

こうして最後のレッスンは終わった。

解約手続きのとき、申し込みを担当してくれたセミロングの店員さんからはいつ行くのかとか、食べ物は何が美味しいかとか、質問攻めにあった。

短かったけど、楽しい3ヶ月だった。

未完成のジャズギター、未完成の人生

後日、出発前に急遽、ワンマンライブを決行した。たくさんのお客さんの前で演奏できた。

未完成なジャズギターの演奏。本当はレッスンが完結してからやりたかった。

個人的には、正直なところ納得いかない内容だったが、みんな楽しんでくれた。

日本から離れている間は、ギターを持って行ったもののほとんど弾かなかった。

どんどん下手になっていったけど、ずっとやりたかった海外での仕事の方に集中した。

バークリー先生が、十代の頃アメリカに渡る覚悟を決めて、ギターを勉強し、夢に向かって進んでいる。

その生き方をみて、自分も好きでやっている仕事にきちんと打ち込もうと奮起した。

帰国後、先生に会いに

帰国して、また街のショッピングモールに立ち寄った。

あの楽器屋さんのコルクボードのレッスン募集コーナーを覗き込んだ。

そこにバークリー先生の姿はなかった。

先生は先生で、また次の目標に向かっていったのだろう。

そして現在

あれからまた10年ほど経った。

Rimoはこうしてギターブログをかきながら、ギターを弾き続けている。

バークリー先生はどうしているだろうか。

どこかで、ギターを愛し、素晴らしい演奏をしているに違いない。

レッスンから学んだことは、計り知れない。

おわり

まとめ

せっかく軌道に乗ってきたレッスンでしたが、まさかの転勤で中断せざるを得なくなってしまいました。とても残念です。

でも、このレッスンからは、ギター以外の大切なことをたくさん得ることができました。

とにかく思い切って申し込んだことで、生活のリズムが好転した。

新たな出会いや挑戦の機会に巡り合えた。

ギターを仕事にする人の、ギターに向き合う真剣な姿勢を目の当たりにできた。

ジャズギターを習いに行ったはずが、大きな大きな副産物を与えてくれました。

また、ライブは初のワンマンで、すごく緊張しましたが、緊張感のあるレッスンをしてくれたおかげで、最後まで演奏することができました。

先生もセミロングの店員さんも、今頃何してるのかな…。

最後に

今回で、このシリーズは終了です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

レッスンを受けようか迷っている人も、今までレッスンに全く興味がなかった人も、少しでも参考になれば幸いです。

また、Rimo Blogでは挫折しないための練習のコツについて書いた記事がありますので参考にされてください。

参考:ベテランギタリストが教えるギターの練習で挫折しない3つの方法

それでは、Love Guitar!

他の回をまだ読んでいない方は、こちらもぜひお読みください。

第1回 申し込み時の心の葛藤を整理する

第2回 レッスンは上達の特急券

第3回 上達の魔法

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