こんにちは、ギターブロガーのRimo(@RimoGt)です。
ペンタトニックの速弾き!カッコいいですよね。
ペンタトニックの力強い響きは、結局のところ弾く人も聴く人もみんな大好き。
形がシンプルなので初心者にもってこいです。上級者にとっても、音楽理論的な理解が進めば進むほどその奥の深さに驚かされるスケールです。
そんなペンタトニック、バシバシ弾きこなすようになりたいですよね!
正確でテンポの速いペンタの上昇下降は、鬼のように説得力を持ちます。
今回は、「鬼のような説得力を持つペンタ上昇速弾きフレーズ」です。
フレーズを聴いてみよう
まずは#29のフレーズをお聴きください。
(動画は#29の15分05秒から再生されます。)
ストレートなペンタフレーズ!
かと思いきや、このフレーズは音楽的にもなかなか良くできています。それを後程ご紹介します。
速い!ムズそう!無理!と思ったあなた。
大丈夫。ちゃんとコツがあります。
それではレッツゴー!
指板図で確認
このフレーズをあらためて指板図で確認しましょう。
指板がどう映っているのか
コードで確認
ペンタトニックスケールそのまんまですが、コードとのつながりを常に考えることは重要ですので、その癖づけとして見ていきましょう。
キーEのフレーズ、6弦ルートのEmコード。
このフレーズとEmコードを重ねるとこんな感じ。
ピタッとハマりますね。
スケールで確認
同時に、6弦ルートのEmペンタのボックスが見えています。
フレーズと重ねるとこんな感じ。
これまたピッタリ。ペンタスケールをそのまんま切り取っているのがわかりますね。
どのような音の構成になっているのか
構成も何も、単なる機械的なペンタの6連パターンでしょ…と思ってませんか?Rimoはそう思ってました。
しかし、音の構成はちゃんとしてることが判明したのでそれを解説します。
6連が3つ続いているわけですが、それぞれにコードをつけるとするなら、
Am7
D7
G
というツー・ファイブ・ワンの進行になっています。
なので、流れに抑揚があり、まとまって聴こえているわけですね。
フレーズの肝は
肝は、正確さ。これに尽きます。
テンポアップしていくとだんだん発音が怪しくなってくると思います。
力まずに、脱力して弾いていくことが大事。
過去の記事に脱力のコツについて詳しく書きましたのでそちらをご参加にされてください。
参考:【ギター】左手の脱力方法はたったこれだけ。つい力んでしまう原因と解決方法
もう一度聴いてみよう
今回のフレーズをもう一度聴いてみましょう。
(動画は#29の15分05秒から再生されます。)
まとめ
今回のフレーズのまとめです。
このフレーズは、
6弦12フレットがルートのEmコード、Emペンタトニックを想定
ツー・ファイブ・ワンの6連3パターン
正確さが肝。速さを出していく際に、脱力を忘れずに。
このように解釈してみました。
最後に
今回は#29をご紹介しました。
シンプルなペンタを速く・正確に弾くことで、十分音楽的な説得力が得られます。
弾けるようになるためには、月並みですが、「脱力」!自分との戦いです!一緒に頑張りましょう!
参考:【ギター】左手の脱力方法はたったこれだけ。つい力んでしまう原因と解決方法
あなたのギターの引き出しがひとつ増えたなら幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに。
最後に、「もっとフレーズの引き出しを増やしたい!」という方はこのシリーズの他の記事を覗いてみてください。
参考:【目次】ズボラギタリストがフレーズ100個覚えるためのノート
それでは、Love Guitar!
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