BOSS CE-2w、これでよかった。長く付き合うための選択

1. はじめに──わかってるけど、迷う。その気持ち。

BOSS CE-2w。コーラス好きなら一度は気になる存在ですよね。
「CE-2の音は知っているし、欲しい。でもちょっと高い」「中古のCE-2でもいいんじゃないか?」「他にも安くて評判のいいコーラスあるよね」――そんな迷い、すごくよくわかります。

実際、僕もずっと迷っていました。CE-2の素晴らしさは分かっている。けれど3万円近くもするペダルを買って後悔しないか、ずっと踏み切れずにいました。

でも、結論から言うと「迷っているなら買ってよかった」。今はそう思っています。この記事では、迷い続けた自分がなぜそう思えたのか、価格に見合う価値、他の選択肢と比べたリアルな話をまとめました。

(記事執筆:Rimo (@RimoGt))


2. CE-2wは「CE-2の再現」じゃない。二つの音が手に入る。

まず誤解しがちなのが「CE-2w=CE-2の現代版」というイメージ。
でもCE-2wは単なる復刻じゃなく、もっと欲張りなペダルなんです。

■ CE-2モード:あの名機の音がしっかり

もちろん、CE-2モードではオリジナルCE-2のあのコーラスが得られます。
丸くて温かい、けれど芯があって抜ける。どこか懐かしいのに古さを感じない。これが手軽に出せるだけでも十分すごい。

コーラスを探し始めると気づくこととして、歪みと同じで、結構モデルによって差がある。でも、これが一番好きって人はいると思います。

■ CE-1モード:別格の深み。これだけでも欲しい

そして何より驚いたのがCE-1モード

CE-1モードの音はとにかく太い、深い。コードの一音一音が立体的に響いて、まるでJC-120から出ているような豊かな空間を感じます。コーラスの元祖、さすがという感じの音色がちゃんと出ます。
このCE-1モード、個人的にはCE-2モードよりも使うことが多い。これがついてるだけで、CE-2wを選ぶ価値はあると思いました。

■ ビブラートモード:意外と使える

さらに、モード切替で「ビブラートモード」も選べます。
「使わないかも」と思ってたんですが、クリーンなカッティングアンビエント系ではすごくハマる。
コーラス→ビブラートの切り替えがスイッチ一つでできるので、ライブでも便利です。


3. 中古CE-2や他社ペダルと何が違う?

ここも、知りたいところ。僕が迷ってた時も、「中古のCE-2とどっちがいい?」を何度も考えて、デジマートを覗くという悪魔のループ。

■ 音はほぼCE-2。でも…

まず音に関しては、CE-2はほぼオリジナルと同じだと感じます。比べた動画を見ても、正直ほとんど違いが分からないレベル。

じゃあなぜCE-2wを選んだか?

■ 安心して使える現行品

一番大きいのが「安心感」です。
中古CE-2はいつ壊れてもおかしくないし、修理も簡単じゃない。ヴィンテージ特有の味わいと不安がセットになっている。CE-1も言わずもがな。

でもCE-2wなら新品、保証付き、しかもBOSS。
ライブで使うなら絶対にこっちです。家でニヤニヤするだけならヴィンテージでもいいけど、実戦投入するなら信頼できる機材が一番。

■ 価格差をどう見るか?

2024年現在、CE-2wは新品で26,400円(税込)前後。 (公式情報)
一方、CE-2の中古は状態にもよりますが2万円前後〜3万円くらいが相場。

正直、今なら価格差ほとんどない。だったら「モード追加&新品保証」がついてるCE-2wの方が絶対お得です。


4. 実際に使って感じた「買ってよかった」瞬間

最後に、実際に使ってみて「ああ、買ってよかったな」と思った場面をいくつか紹介します。

■ ライブでアルペジオを弾いたとき

なんといってもやっぱり音がいい。たまりません。アルペジオの単音が広がりつつも、ちゃんと芯がある。バンドアンサンブルでも埋もれないけど、うるさくもならない。理想のコーラスです。

■ 録音でクリーントーンの最後の仕上げ

ミックスして「なんか物足りないな」というとき、薄くかけるだけで一気にリッチになる。EQやコンプをいじらなくても、空間が埋まる感覚は手放せません。

■ 「ボードに載せたくなる」信頼感

そして何より、毎回安心してボードに載せられる
「壊れないかな」「ノイズ大丈夫かな」なんて心配がゼロ。BOSSならではの堅牢さも、CE-2wの大きな魅力です。


5. 結論:「迷ってるなら、今すぐ買っていい」

ここまで読んでくれた方なら、もう伝わったと思いますが、CE-2wはただの高いペダルじゃないです。

  • CE-2の音が完璧に再現されている
  • さらにCE-1モードとビブラートモードの追加
  • 新品で安心、現行のサポートも万全(BOSSなんで信頼性抜群)
  • 価格差も実は小さい

迷っていた自分に今言いたいのは「悩んでる時間がもったいないから、さっさと買え」です。

コーラスを探しているなら、これが最終地点になり得る。だから“これでいい”じゃなく“これがいい”。そう胸を張って言えるペダルです。

あなたがもし、CE-2wを手に取る決心をするきっかけになれば嬉しいです。


【まとめ:CE-2wをおすすめする人】

  • CE-2の音が好きで、安心してガンガン使いたい人
  • ライブやレコーディングで信頼できるコーラスが欲しい人
  • 一台でCE-2/CE-1/ビブラートまで網羅したい人
  • コーラス選びに終止符を打ちたい人

もし気になる点や、「こういう使い方ではどう?」という質問があれば、ぜひコメントやメッセージください!

それでは、Love Guitar!



プロフィール
このブログを運営している人
Rimo

ギターコンテンツクリエイター。
ギターブログ運営、ギターのある風景写真撮影、ギターAIイラストレーションなどを手がける、二児のパパ。
このブログでは、『「知る」は『創る』につながってく。」をコンセプトにギター情報を発信しています。「ギターがあって、暮らしは楽しい」を感じていただき、少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。

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