
こんにちは、ギターブロガーのRimoです。
ギタリストなら一度は目にしたことがあるはず。
BOSSの定番オーバードライブ、SD-1とOD-3。
どちらも名機と呼ばれる存在で、しかもお財布に優しい。(OD-3はちょっと高くなってしまいましたが)
「どっち買えばいいの…?」「いや両方いくべき?」と悩んだ方、少なくないはずです。
(Rimoは悩んで2台とも買いました。)
でもそのあと、「SD-1ばっか使ってるやん!」現象が起きたりして…。
そこで今回は、この2台の違いを音・使い方・用途・失敗談を交えて徹底比較していきます!
(記事執筆:Rimo (@RimoGt))
SD-1:切れ味をくれる、ミドルの侍。
まずはSD-1(Super OverDrive)。
1981年発売のロングセラーで、BOSSの“初代TSキラー”とも呼ばれたモデル。
特徴はズバリ、
- 中域がグイッと持ち上がる
- 低域はスッと引いてくれる
- Driveをゼロにしても味がある
つまり、「ギターの音が前に出る」。
これが本当に大きい。
Rimoは最初、「Driveを上げれば歪むだろ」と思ってガンガン回しました。
結果、思ったほど歪まず「え?これだけ?」とハードオフ直行しかけました…。
でもこのペダル、“アンプの歪みを整える”のが本領発揮。
特にハイゲインアンプのブーストには最高。
ローをカットしつつ、ミドルを押し出すから、「あれ、リフがうまくなった?」って勘違いできます。
味付けは濃い。焼肉のタレで言えば、にんにくマシマシ系です。
OD-3:包み込むような、ふところの広さ。
続いてOD-3(OverDrive)。
1997年に登場した、いわばSD-1の“弟分”…と思いきや、全然違う方向の進化系です。
特徴は、
- 2段階のクリッピング回路で歪みに厚みがある
- 中域はあくまで自然に、低音〜中低音がしっかり出る
- Volume操作で表情がつけやすい
つまり、“太くて滑らか、でも輪郭は残る”。
ブルース系、オルタナ、ミドルゲインロックにピッタリです。
単体でも十分に使えるし、バンドで弾いても音が埋もれにくい。全域でガッツリと歪みます。
でも、SD-1みたいに鋭く抜けてくる感じはないので、リードで突き刺したい人にはちょっと物足りないかも。
ちなみにRimoは、この“太さ”に惹かれて買ったはずなのに、いざライブになるとついSD-1を踏んでました。
OD-3が悪いわけじゃなくて、自分の“出したい音”が決まってなかったんですよね…。
SD-1とOD-3、どっちを選ぶべき?
選び方のポイントは、「どう使いたいか」です。
SD-1が向いてる人
- ハイゲインアンプを使っている(アンプシミュレーターの前に突っ込むのもとても有効)
- 中域を前に出して抜けをよくしたい
- ブースターを探している
- TSより硬めのサウンドが好み
→ ギターの“キレ”を上げたいならコレ。
OD-3が向いてる人
- ペダル単体でしっかり歪ませたい
- ブルース〜ロックの表情豊かなドライブが欲しい
- 優しくて太いサウンドが好み
- クリーン〜クランチ間の操作性を重視したい
→ 音の“ふところ”で勝負したいならコレ。
まとめ:BOSS兄弟の使い分け
| 項目 | SD-1 | OD-3 |
|---|---|---|
| 発売年 | 1981年 | 1997年 |
| 回路 | アシンメトリックソフトクリップ | 2段階ソフトクリッピング |
| 歪みの量 | 控えめ(ブースト向き) | 単体でもいける中〜強歪み |
| 音の傾向 | シャープ・タイト・ミドル強調 | 太く・なめらか・ナチュラル |
| 向いてる使い方 | ブースター、ハイゲイン補正 | 単体OD、表情豊かな中歪み |
| 雰囲気で言えば | 刀(カツンと切れる) | 太鼓(ドンと包む) |
そして両方ともに共通して言えるのが、安心と信頼のBOSS製品だということ。堅牢なボディはガシガシ踏んでも全くびくともしません。ライブでの激しい使用を想定した、プレイヤー想いなとっても頼もしいやつです。
中古がめちゃくちゃ出回っていて、基本的に傷の有無を気にしなければほぼ使えるレベルのものが多いです。それが製品の設計レベルの高さを物語っています。
最後に
SD-1もOD-3も、どちらも長く使える名機です。
違いを知って、「どっちが良いか」じゃなく「今の自分に合うのはどっちか」を考えると、きっとギターライフが一段階レベルアップします。
ちなみにRimoは、SD-1はブースターとして音を整える、OD-3は歪みの土台を作って音を彩る。
そんな使い分けをしていました。
(さまざまな変化を経て、現在は OD-3は手放しました…。)
ぜひ、どちらか—or両方—あなたのボードに加えてみてください。
そして、音の違いを“耳”だけじゃなく“指”で体感してみてくださいね。
今回は以上になります。
それでは、
Love Guitar!



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