アナログディレイの絶対王者!MXRカーボンコピーを10年以上使ったレビュー

ギタリストにとって、ディレイは超重要なエフェクター。

かけっぱなしにする、ソロで一発ガツンと踏み込む、トリックプレイに使う、飛び道具的に発振させる、用途は様々で、ボードの中に複数入れている人も相当数います。

そんなディレイペダルの中でも、突出してギタリストから指示されているMXRカーボンコピーについて今回はお話ししていきます。

まさにアナログディレイの絶対王者というべき、素晴らしいペダルです。

2008年に登場したペダルですから、もうかなり時が経っていますが、完全にアナログディレイの定番機種として君臨し続けるこのカーボンコピー。多くのギタリストに愛されるには理由があります。その魅力について、10年以上使用している筆者Rimo(@RimoGT)が解説させていただきます。

それでは、いってみましょう。

カーボンコピーはこんなペダル

MXR Carbon Copy Analog Delay

このペダルが向いている方

暖かいディレイをかけっぱなしにしたい

直感的に操作がしたい

発振音を作りたい

このペダルが向いていない方

クリアなディレイを出したい

曲のテンポにきっちり合わせてディレイをかけたい

細かい設定を作り込んで残響音を出したい

とにかく暖かく自然な残響音に気分が上がる

カーボンコピーの特徴として最も注目すべきは、その暖かく自然な残響音です。

アナログディレイに対してデジタルディレイというものがありますが、あの「機械から発信されています」と言わんばかりのクリアすぎる残響が筆者は苦手です。クリアすぎる残響は、弾いている音と同じ音色で重なってくるので、自分が「今弾いた音」がわかりづらくなってしまいます。今弾いた音を強調しつつ、残響がそれを脇役として演出する、というバランスが大事です。

逆に、同じ音色を重ねることを狙ったトリックプレイやダブリングはデジタルディレイを用いますが、かけっぱなしにするペダルとしては個人的には圧倒的にアナログディレイがいいと思います。

カーボンコピーは弾いた音が徐々に劣化していく味付けがとにかく絶妙で、弾いていて全く違和感がなく気持ちの良いディレイ効果を生み出してくれます。

筆者は基本的にはかけっぱなしにして使っているので、残響が自然であることは非常に大事な要素です。狭い部屋での練習でも開放感が生まれとても気持ちよく弾けますし、もちろんライブで弾いても分厚くサウンドしてくれます。

シンプルな操作性

カーボンコピーはノブが3つというとてもシンプルな構造。直感的にささっと音を決めて弾くことができるので、グイグイノブを回して様々なパターンを気軽に出すことができます。

ディレイによっては機種によっては細かく設定できるものがありますが、欠点としては操作が難しくなる傾向があります。

逆に、カーボンコピーは細かい設定は不向きなので、テンポに合わせてディレイをかけたり、付点8分ずらしのトリックプレイなんかはやりにくいとです。そういった意味ではデジタルディレイに部があります。

追記:最後に紹介する兄弟機種の「デラックス」はタップテンポや付点8分の設定にも対応しています。

アナログならではの発振音が出せる

冒頭に載せた動画の中でも発振プレイを見せてくれていますが、このサイケデリックな発振音が作れるのはアナログディレイならではです。

最近ではデジタルディレイでも発振の機能を持たせたものはありますが、発振という物理現象はアナログ回路で自然に作られるものですから、やはりアナログならではの「ミョコワーオーーニョニョニョーー」はとても気持ちいいです。ライブパフォーマンスとしても圧倒的なインパクトを与えられます。バンド演奏の最後や、ギターソロの締めなんかに使っても最高です。

買ったらまずやりたくなると思います。

コンパクトなサイズ

カーボンコピーが発売される前までの定番といえば、Maxonのアナログディレイかelectro harmonixのMemory Manでした。どちらもサウンドは申し分ないのですが、サイズがでかいという欠点がありました。

一方カーボンコピーは他のMXRと同じサイズ、ボスよりもさらに小さいところが魅力です。エフェクトボードのスペースは限りがありますから、小さいことはとてもありがたいです。

リーズナブルな価格設定

このペダルがヒット商品になった要因として、価格は無視できません。

アナログディレイが1万円台で手に入るということはかなり衝撃的なことでした。さらに、今までお話ししてきたようにアナログディレイとしての魅力がギュッと詰まった質の高い商品でしたから、多くのギタリストがごぞってエフェクトボードに並べることになりました。

様々なバリエーション

長きにわたって愛されるエフェクターとなったカーボンコピーは、多くの兄弟機種を発売しています。

そのラインナップをご紹介します。

本家カーボンコピーです。このペダルのモデリングを搭載するマルチエフェクターが出てくるほど定番化しました。

ミニサイズ。本家より少し明るめの音色になっています。

デラックス。タップテンポスイッチが搭載され、本家では裏蓋を外さないと操作できなかったモジュレーションの設定ノブが筐体についています。付点8分の設定もできますし、細かく設定するのであればデラックスはぴったりです。

10周年を記念した色違いモデル。カーボンコピーはこれからも長く愛されていくでしょう。

こちらはイケベ楽器45周年の色違いモデル。

残響音をクリアにしたモデル。

まとめ

以上、カーボンコピーの魅力についてお話しさせていただきました。

アナログディレイをお求めなら、カーボンコピーが音質・操作性・価格ともに間違いないと思います。

気持ちの良いディレイサウンドとともに、ギターを唸らせてみてはいかがでしょうか。

また、残響系のもう一つのかなめであるリバーブ。リバーブは価格に比例してクオリティが変わってきます。シマーリバーブのような残響音にエフェクトをかけるのも幻想的なサウンドが得られてかっこいいです。リバーブのおすすめについての記事もありますので参考にされてください。

参考:ギターが放つ召喚魔法!リバーブはモジュレーション付きがおすすめ

それでは、Love Guitar!

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