一生モノギターが欲しいなら、世界が認めた国産ギターの頂点J.custom。

こんにちは、Rimo(@RimoGT)です。

初心者を卒業して、何本かギターを所有したのちに、「一生モノのいいギターが欲しいなぁ…」と、ギタリストなら誰しもが思いはじめます。

そうなると、深夜に及ぶデジマート徘徊が止まらなくなりますよね。

ハイエンドギターをセレクトし、所有する喜び。

想像しただけでワクワクが止まらないし、手に入れたときはなんとも言えない満足感があります。

やっぱりフェンダーかな?それともギブソン?PRSもカッコいい…悩みは尽きません。

ここ最近、あらためて国産ギターの良さが認められてきています。

YouTubeなどSNSの影響も大きな要因ではありますが、そもそもの製品の良さがあるからこそ、国産ギターがいい!という人が増えているのでしょう。

T’s guitarやSaito、Brunoなど、カッコよくて質の高いギターに惚れてしまったギタリストも多いですよね。

今回は、そんな数ある国産ギターの中でも、キングオブ国産ギターであるIbanezのハイエンドモデルJ.customの魅力について、J.custom歴20年のRimoがお話しさせていただきます。

早くから、変わらない哲学で独自のギターを作り続けている老舗メーカーの最高峰モデルには、魅力がいっぱいです。

国産ハイエンドの歴史はまだ浅い

Rimoがギターを始めた1990年代は、ギターはやっぱりアメリカ製、といった意見がまだまだ圧倒的多数だったように思います。

国産ギターメーカーは、それまで手探りでアメリカ製品のコピーしたモデルが中心でした。

そこから脱却して、オリジナルギターを少しずつ世に送り出したばかりの頃です。

ヤマハのパシフィカなんかはその代表といえるモデルです。

それでもまだまだストラトやレスポールのコピーモデルがラインナップ中心で、オリジナルシェイプのギターは初心者用の低価格モデルがほとんどでした。

テクニカルホイホイなギターメーカー

そんな中、ひときわ異彩を放っていたのがIbanezでした。

スティーブ・ヴァイ

ポールギルバート

ジョン・ペトルーシ

ジョー・サトリアーニ

アンディ・ティモンズ

など、今やギターの巨匠とも呼べるギタリストたちがまだ新星ギターヒーローだった頃に、次々とエンドース契約を結び、彼らのシグネチャーモデルを発売します。

ヴァンヘイレンやイングヴェイマルムスティーンにより旋風が巻き起こっていたギターシーンに登場した、次世代テクニカルギタリストたちが、次々とIbanezギターを手にしたというわけです。

当時のギターキッズにとっては大きな衝撃でした。

「Ibanezって何?」

日本のギターメーカーであることも知らない人もいました。

しかしこのブランド戦略が功を奏し、「Ibanezといえばテクニカルギター」というイメージが定着していき、「テクニカルなプレイをしたければIbanez買っとけ」な方程式が確立されていきました。

国産ギターの真価を発揮

いくら宣伝が上手でも、質がともなわなければ長続きしません。

しかしここで、日本のものづくりの強みが発揮されます。

テクニカルなプレイをする上では、

ネックを薄くする

弦高を低くする

チューニングを安定させる

といった、ギターとしての高い性能がいくつも求められますが、Ibanezの高い技術力と、製造元であるフジゲンの生産技術によって、契約ミュージシャンのみならず全てのIbanezユーザーが満足のいくモデルを作り続けることができました。

ギターを選ぶ際に、「楽器屋さんで試奏して、鳴りやつくりを確かめて買うのがよい」、というふうに教わったことがないでしょうか。

何十万もする有名なアメリカ製のギターでさえ、同じモデルのギターを何本か弾き比べると、鳴り方や作り込みがばらついていることはよくあります。

その中から「当たりギター」を探すという行為がまた、ギター選びの醍醐味であったりするわけですが、逆にいうと高価なギターにも「外れギター」が存在するということです。

マスタービルドクラスのギターはこの限りではありませんが、量産ギターではこの当たり外れ傾向はより強く感じます。

しかし、主観ではありますが、Ibanezギターは量産ギターにおいても当たり外れが少ないです。

それが「個性がなくてつまらない」とおっしゃる方もたまにいますが、正確なプレイをしたいを考えるプレイヤーにとっては、製品のばらつきは不要ですから、これはメリットとして捉えることができます。

設計、製造、検品がしっかりしている、国産ギターの信頼の証です。

満を持して登場したハイエンド

1997年、エンドースミュージシャンの広告効果を頼りにしない独自のモデルとして、J.customが登場します。

AAAグレードのフレイムメイプルトップを7.0ミリの厚さで貼り合わせた豪華な仕様で20万円を切る価格でリリースしました。

当時学生だったRimoにとっては、10万円以上するギターである時点で「買えないギター」の部類に入るので、高嶺の花であることに変わりはなかったのですが、今考えると破格の設定でした。

まだまだ大手のアメリカギターと同じ値段では勝負できなかったのかもしれませんが、ギターとしては圧倒的なクオリティでした。

カタログを何度もガン見して、「カッコええ〜、こんなギターいつか欲しー」と妄想にふけっていました。

Rimoの所有するJ.Custom

脳内のほとんどがギターのことでいっぱいだった時、チャンスが突然訪れました。

琥珀色の、RG1680というモデル。

出典:Ibanez Wiki

ヘッド裏のシリアルから読み取ると2000年製です。

運良くオークションサイトで定価の半額程度で落札できました。

手にした時の興奮は凄まじかったです。

美しい外観

AAAフレイムメイプル7.0mm厚のものをあしらったボディトップは、見る角度によって表情が変わる美しい虎目。ずっとみていられます。

以来、虎目の虜になりました。

初期のモデルなのでヘッドは黒。

現行モデルは「マッチングヘッド」という、ボディと同色の仕様となっています。

指板のインレイも現行のツタ模様ではなくドットタイプで、現在のプレステージに引き継がれたデザインです。

個人的にはこのシンプルなネックデザインはお気に入りです。

ボディのトンがった形は、好みが分かれるところでしょうか…セッションに持っていくと、「速弾きクンきたよ!」とか「メタラーおるで」とか言われることがありますね。

その通りなので嫌な気はしないですが。

プレイアビリティは申し分なし

演奏のしやすさはもちろん抜群。

ネックはいわゆるIbanezのRGとは異なり、極薄ではなく、ストラトより気持ち薄いくらいです。

ハイフレットまでスムーズな握り心地です。無塗装でスベスベ。

ステンレスのジャンボフレットは音もクリアでビブラートもしやすい。

ボディ裏のコンターの処理は、立っても座ってもしっかり体にフィットして、長時間プレイしても痛くならないです。

重量は、ストラトより重く、レスポールより軽いです。特に不満はありません。

このギターばっかり弾いているとこの弾き心地が当たり前に思えてくるのですが、他のギターを手にしたとき弾きにくいと感じることがあり、J.customのプレイアビリティの高さに気付かされる瞬間ですね。

サウンドは多彩で繊細

見た目通り、フロント、リアのハイゲインサウンドは文句なく最高。粘りがあって、倍音が豊か。サスティンもめちゃくちゃあります。

センターピックアップは、とても綺麗な鈴鳴りクリーンサウンドが出せます。あまりイメージがないかもしれませんがすごいいいです。

弱点はビンテージっぽいサウンドが出せないことでしょうか…どうしてもDimazioの高出力な音色のクセが全面に出るので。

Rimoは、今はサウンドの好みも変わってSuhrのピックアップに交換しています。

ガスリーゴーヴァンに超絶憧れた時期に、その当時彼が持っていたSuhrギターのゼブラカラーのピックアップを真似て変えてしまいました。

GUTHRIE GOVAN WARMING UP BEFORE KOREA WORKSHOP

ボディの素性がいいので、ピックアップの特性ときちんとマッチしてくれました。

枯れた感じが加わり、伸びやかなサウンドが出せてますので大満足です。

耐久性も抜群

20年弾いていますが、非常に頑丈で堅牢なつくりです。

Rimoの使い方が荒かったので、打コンや傷もありメッキパーツは錆びてきていて、さらにはわずかにネックが順反りしていますが、ノーメンテでこのコンディションはすごいと思います。

塗装はまだツヤツヤしています。

数回フレットの擦り合わせをしたのでそろそろ交換しなきゃってくらいの頃あい。

まだまだ現役、まさに一生モノ。

中古で手に入れても、ずっと使い続けられますよ。

気になるところ

個人の主観ですが、最近のモデルは昔に比べてフレイムメイプルトップの虎目が弱い筐体が多いかな?

良質なメイプルの価格が上がりしたり、安定した供給が難しくなっていたりするからなのかも知れませんが、これはあくまで私の推測…。

まとめ

見た目、弾きやすさ、サウンド、耐久性、どれをとってもハイレベルで独自の個性を持つJ.customの素晴らしさをお伝えしました。

J.customは他の何かのギター「っぽい」モデルではなく、J.customとしてキャラクターをしっかりと持ったギターだと思います。

間違いなくいいギターですので、気になる方はぜひ実物を手に取ってみてください。

数々の世界のトップミュージシャンが認めた、妥協なき「Ibanez made in Japan」のつくりの良さが実感できると思います。

今回は以上になります。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。お疲れ様でした。

マイJ.custom、そろそろ調整に出してあげようかな。

ハイエンドも素晴らしいですが、その技術を反映した廉価版もまた素晴らしいIbanez。

そのことについてお話しした記事も併せてご覧ください。

参考:テクニックを磨くためのおすすめギターはIbanez一択! その理由とは?

それでは、Love Guitar!

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