Ichika nito ”ICHI10” 日本人初となるIbanezシグネチャギターはヘッドレス!

こんにちは、Rimo(@RimoGT)です。

先日Twitterを見ていたら、Ibanezのツイートを発見。

まず写真を見てびっくり。奇抜なヘッドレストギター。

そしてなんとIchika nito さんのシグネチャーモデルだというじゃないですか。

色んな意味で注目度の高いニュースです。

ご本人の演奏&インタビュー動画も出ていました。

もうかっこいい。勇ましさすらあります。

Ichika&Ibanez大好きなRimoとしては放っておけない!

このギターの放っておけないところは3つ。

奇抜な形状でIbanezが攻めてきた

Ibanez初となる日本人ギタリストシグネチャーモデル

新しいスタンダードとなりうるしっかりとした設計

発売が楽しみすぎる!どんなギターなのか早く弾いてみたい!

ということで、発売に先駆けてこの3つの凄いポイントについてご紹介していきます。

奇抜な形状でIbanezが攻めてきた

まず目を引くのがこの奇抜な形状。

ギターのヘッド部分がない、ヘッドレスギターというやつです。

ボディもガッツリと削り取られています。

ヤベェ。

ヘッドレスといえばストランドバーグ

ヘッドレスギターといえば、ストランドバーグが有名どころとしてあげられます。

ヘッドレスギターの利点はなんといっても軽いこと。

しかし、ギターのヘッドは音の響きに大きく影響を及ぼす重要な部分です。

ヘッドを取り除くとまともな音がでない。

だから軽くていいからといってヘッドレスギターを発売しましょうという簡単なものではありません。

ストランドバーグは、サウンドの課題をクリアし、さらに人間工学を基に設計されたという独特なシェイプで、ヘッドレスギター界をほぼ独走状態で突っ走ってきました。

そしてそのお値段、40万円から60万円。

なかなかこの個性的なギターにサッとでるお金ではありません…。

その後、廉価版モデルが発売され、現在も品薄状態が続いています。

このことをみると、ヘッドレスギターを欲しいという人は結構いると思います。

軽くて取り回しがいいのは、やっぱりいいですよね。ストランドバーグかっこいいし。

ガチンコ勝負を仕掛けてきた

そこにギター最大手メーカーのIbanezがやってきた、ということです。

Ibanezというメーカーは、ギタリストとともにギターを進化させていくことに非常に積極的な姿勢をずっととっています。

そして今回はヘッドレスギター、というわけ。

これまでに見たことのない独特なシェイプをしています。

個性の強いギターは好き嫌いが分かれるため、一般的に大手メーカーは攻めたモデルは作りたがらないものです。

そこをやってのけちゃうIbanez、やっぱ大好き。

話をギターに戻しましょう。

ぱっと見のインパクトが何より凄いです。ギターなのかも一瞬わからない。

ピックガードの形状もオーソドックスなタイプとは違う、後半分をバッサリとカットしたような形状。

めちゃくちゃステージ映えしそう。ギタリストたるもの目立ってナンボな人にはうってつけなギターですね。

Ibanez初となる日本人ギタリストシグネチャーモデル

Ichikaさんのシグネチャーモデルだということを知らされたときは、日本人初だということを知りませんでした。

それを知らず、「Ichikaモデル出た!すげ!」という気持ちと、Ichikaさんなら納得、という感想でした。

日本人初と知って、言われてみればそうか、さらにすげー、という感じ。

Ibanezはスティーブヴァイやポールギルバートといった名だたるスーパーギタリストとエンドース契約を結び、成長してきたギターメーカーです。

Ibanezのエンドース契約を結んでいるギタリストというのは、ギターの技術のみならず、音楽に対する新しい可能性や芸術性を追求するギタリストのみが選ばれている印象があります。

上手いだけじゃあない。そこが大事。

そういう背景も踏まえて、Ichikaさんはまさに相応しいギタリストですよね。

他にどんな人がIbanezのエンドースプレイヤーがいるか気になる方は、Ibanezの公式HPのトップページをご覧ください。

個人的に、このギタリストのラインナップを見るだけでゾクゾクしちゃいます笑

新しいスタンダードとなりうるしっかりとした設計

気合の入ったシリーズとして発売される

今回発表されたICHI10というモデルの他に、新たにQシリーズとして同じボディシェイプのギターを展開するそうです。

ピックアップ配列やトップ材の異なる仕様が5モデルと、7弦が1モデル、全部で6モデルもあります。

ヘッドレスモデルへの相当な気合を感じます。

丁寧な専用設計

初めは奇抜なギターだなという印象を受けますが、見慣れてくるとIbanezらしさを残しつつ、まとまりのある綺麗なボディ形状となっています。

ボディはニャトー材(Nyatoh、ナトーともいう)が使われています。

エレキギターではあまり馴染みのない材ですが、アコギにはニャトー材用いられることがあり、ます。低音が強く出る特性を持っていて、Ibanezでは7弦ギターには前から採用されている材です。

割と安いギターに使われているイメージが強いですが、ギター系YouTuberで屈指の機材オタクのRabea  Massaardさんが動画でIbanezのニャトー材の7弦ギターを弾いて、

「温かみがあって、張りがあるサウンド、俺は好きだ」と気に入っていました。

Rimoも好みの音色です。

その様子がこちら↓(ニャトー材のギターを弾き始める22分55秒から再生が始まります)

またブリッジやピックアップ、スイッチングに至るまで専用設計となっています。

総合的に、かなり時間をかけて作られたギターだということがわかります。

このギターをラインナップの基軸にしようとしている強い意志が感じられます。

最後に

今回は以上になります。

これだけ斬新でカッコイイギター、待ち切れないです。

そしてIchikaさんがICHI10を引っ提げ、世界へ向けてますます素晴らしい音楽を私たちに聴かせてくれるのが楽しみです。

発売は2021年の秋頃とのことです。楽しみですね!

Ibanez大好きRimo Blogでは、Ibanezに関する記事が他にもあります。

今回の記事を読んで、Ibanezギターに興味を持たれた方は、参考にされてください。

参考:テクニックを磨くためのおすすめギターはIbanez一択! その理由とは?

参考:一生モノギターが欲しいなら、世界が認めた国産ギターの頂点J.custom。

追記:Rimo Blog注目のギタリスト、Manuel Gardner FernandesさんもこのQシリーズのプロモーション動画がアップされました!これはますます目が話せない!

参考:憧れるギタリストがいない人は要チェック まだまだいる 2021年注目の次世代スーパーギタリスト5選!

それでは、Love Guitar!

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