40代やり直しギターあるある:指が動かない夜に、読んでほしい

こんにちは、ギターブロガーのRimo(@RimoGt)です。

いきなりですが――

ギターを再開した最初の1週間、指が全然動かなかった経験、ありませんか?

あります。Rimoも何度も。

「昔はもっと弾けてたのに」
「コードのF、こんなに鳴らなかったっけ」
「あれ、この曲、弾けた気がしたんだけど」

(…で、そっとギターをケースに戻す。)

これ、あるあるで終わらせてほしくないんです。

なぜかというと、ここで気持ちが折れて再びフェードアウトしていく人が、めちゃくちゃ多いから。

今回は、「指が動かない」という現象を正面から解剖します。

原因は何で、いつ戻って、どうすれば気持ちが折れずに続けられるか。

読み終わったとき、「あ、これ普通のことだったんだ」と思えたら嬉しいです。


まず結論:指が動かないのは”筋肉の記憶”が眠ってるだけ(だと思ってる)

先に答えを言います。

指が動かないのは、才能の問題でも、劣化でもないと思っています。

単純に、眠ってるだけ。少なくともRimoはずっとそう感じてきました。

ギターを弾くための動作は、脳と筋肉の連携で動いている。
この連携、使わないと一時的に”休眠状態”になる感覚があります。

でも、完全に消えるわけじゃない。

「身体が覚えてる」という感覚、ありますよね。
Rimoも何度か離れて、何度か戻ってきましたが、毎回そう感じました。

だから「また1から」じゃなくて、「眠ってるものを起こす作業」。
この認識の差が、再開後の続き方を大きく変えると思っています。


「昔は弾けた」は本当か? ── 記憶の美化問題

ここ、めちゃくちゃ大事だと思ってます。

「昔はもっと弾けてた」という感覚のかなりの部分は、記憶の美化じゃないかと疑ってます。

楽しかった記憶はより輝かしく残り、苦労した記憶は薄れていく。
Rimoの場合、昔の自分のスキルを実際よりかなり高く記憶していることが多い。

(コレ、ちょっとひどくないですか。脳よ。)

再開したとき「こんなに弾けなかったっけ」と感じるのは、
過去の自分と比べているからじゃなく、
美化された幻影の自分と比べているからかもしれない。

比べる相手が、そもそも間違っている気がします。


指が動かない3つの原因と、それぞれの現実ライン

原因1:筋肉と神経の連携が落ちている

症状:
コードが鳴らない、フレーズが途中で止まる、指が思った場所に行かない。

Rimoの場合:
ブランクがあると、特に左手の指の独立した動きがひどく鈍る。
「あれ、薬指だけ動かせないぞ」みたいな感覚です。

現実ライン:
毎日少しでも触れると、2〜3週間でかなり戻った経験があります。
焦らなくていい。ただし”毎日”が個人的には鍵でした。


原因2:指先の皮膚が柔らかくなっている

症状:
弦を押さえると痛い。長時間弾けない。

Rimoの場合:
これが一番「じわじわくる」やつで、痛くて集中できないから余計に弾けない気がしてくる、という悪循環になりやすい。

現実ライン:
個人差はあると思いますが、急ぐと逆効果でした。
最初の1〜2週間は**「弾く時間より、触れる時間」**という発想にしたら気が楽になりました。


原因3:音楽的な記憶(曲・コード進行)が出てこない

症状:
「あのコード、何だっけ」「次の展開、忘れた」と止まる。

Rimoの場合:
これは意外と早く戻ってくる印象があります。
弾いていたら「あ、そうだった」とフラッシュバックのように出てくる感覚。

現実ライン:
ゆっくり1回通してみると、思い出すことが多かったです。
焦らず流してみるのが、個人的にはおすすめです。


気持ちが折れるタイミングはだいたい決まってる

Rimoの経験だと、折れるのはここです。

・再開1〜3日目:思ったより弾けなくて愕然とする
・再開1週間:伸びてる気がしなくて飽きる
・再開2〜3週間:一度うまくいったのにまた下がる日がある

Rimoはこのパターンを何度もやりました。

特に危険なのが「再開1〜3日目」の愕然期。
ここで「向いてないのかな」と思ってしまう。

でも振り返ると、向いてないんじゃなく、まだ起きてないだけだったと思っています。

起こしている途中なのに、諦めていたんですよね。
今思うと、もったいなかった。


折れない再開のための「最初の2週間設計」

ここが本命だと思っています。

気持ちが折れない再開には、**「評価軸を変える」**設計が要る気がします。

上手く弾けたかどうかを基準にすると、再開直後は必ず負けます。
だから最初の2週間は、Rimoはこの評価軸に切り替えていました。


評価軸1:「触れたか」だけを問う

30秒でもいい。
弦を1本鳴らすだけでもいい。

「弾いた」じゃなくて「触れた」を積み上げる。
これだけで、少しずつ感覚が戻ってくる実感がありました。


評価軸2:「昨日より少しだけ長く弾けたか」

絶対値じゃなく、変化量で見る。
「昨日は5分で指が痛くなった。今日は7分いけた。」

Rimoはこれで十分だと思っています。
グラフは右肩上がりじゃなくていい、ゼロじゃなければいい。


評価軸3:「嫌いにならなかったか」

これ、地味に一番重要だと感じています。

ギターを嫌いにならずに2週間過ごせたなら、
その再開は成功だと思っています。

上手く弾けなくていい。
ただ、嫌いにならない。
それだけを守る2週間にする。


「弾けた気がしない」を放置してはいけない理由

一つだけ、個人的に気をつけていることがあります。

「弾けた気がしない」という感覚を放置すると、
それが**「自分にはギターのセンスがない」という思い込み**に変わっていく気がする。

これが厄介で、一度そう思い込むと再開のハードルが跳ね上がります。
Rimoも経験があります。

だから、弾けた気がしないときは放置しないで、
この問いを自分にしてみてください。

「これは能力の問題か、それとも休眠明けの問題か?」

Rimoの場合はほぼいつも、後者でした。
その確認だけで、気持ちの折れ方がだいぶ変わります。


まとめ:再開初日の自分を、ちゃんと褒めてあげてほしい

指が動かなくて当然です。
昔の自分より下手で当然です。
弾けた気がしなくて当然です。

それでも、ギターを手に取った。

それだけで、再開は始まっています。

最初の2週間は、上手くなるためじゃなくて、**「ギターと仲直りする期間」**だと思っています。

急がなくていい。
評価しなくていい。
ただ、触れ続けてほしい。

少なくともRimoは、何度もそうやって戻ってきました。

それでは、Love Guitar!

プロフィール
このブログを運営している人
Rimo

ギターコンテンツクリエイター。
ギターブログ運営、ギターのある風景写真撮影、ギターAIイラストレーションなどを手がける、二児のパパ。
このブログでは、『「知る」は『創る』につながってく。」をコンセプトにギター情報を発信しています。「ギターがあって、暮らしは楽しい」を感じていただき、少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。

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