ブルージーで華やかなダブルストップフレーズ


こんにちは、ギターブロガーのRimo(@RimoGT)です。

ズボラギタリストがギターフレーズを100個覚えるために、楽譜やTAB譜よりダイレクトに理解できる、「『動く指板図』でブルースフレーズ100個を解説している動画」を使って、フレーズを解説していきます。

この動画のフレーズを覚えるという作業をやっていく上で、

フレーズ100個というのはやはりボリュームが多い

フレーズを覚えただけでは実践での使い所がイマイチわからない

さらには、

「そもそも手をつけられない」

「途中で心が折れる」

「覚えても使えない」

と悩む人も多いでしょう。

ただでさえ忙しい学生や社会人にとって、丸暗記と反復練習というのは大人になって行うにはあまりにも非効率です。

それでもギターがどんどん弾けるようになる人が存在します。

しかし!そこに才能は必要ないんです。

フレーズをすらすら弾く人には、

指板がどう映っているのか

フレーズの構成と音にどんな意味を持たせているのか

プレイの肝はどこなのか

これを理解すればフレーズは簡単に覚えられます。そして忘れません。

各フレーズに対してこれら3つを明らかにして、一生使い続けられるフレーズとして吸収しちゃいましょう。

そして、「引き出しの多いギタリスト」に変身しましょう!

ということで、今回はその第2回になります。

それでは、フレーズ解説にいってみましょう。

今回は、「ブルージーで華やかなダブルストップフレーズ」です。

フレーズを聴いてみよう

まずは#2のフレーズをお聴きください。

(動画は#2の0分44秒から再生されます。)

100 BLUES LICKS YOU MUST KNOW | Part.1 – Blues Guitar Lesson

指板がどう映っているのか

コードで確認

キーAのフレーズなので、この人には指板に6弦ルートのAメジャーコードが見えています。

このフレーズとAメジャーコードを重ねるとこんな感じ。

フレーズには全部で9つの音が使われています。その使われる9音のうち、4音がAメジャーコードに含まれる音になっています。

スケールで確認

それと同時に、6弦ルートのAメジャーペンタのボックスが見えています。

Aメジャーペンタを重ねるとこんな感じ。

フレーズの9音のうち6音がAメジャーペンタに含まれる音です。

AコードでもAペンタでもない残りの3音はというと、

①ブルーノート(3弦5フレットC)

②ブルーノートのハモリ音(2弦4フレットE♭)

③ペンタのハモリ音(3弦7フレットD)

です。

ブルーノートについては#1のフレーズで解説しています。

参考:楽器屋の試奏やリハの出だしにぴったりなフレーズ

どのような音の構成になっているのか

このフレーズは大きく3つに分けることができます。

序盤:聴き手を引っ張り込んで勢いをつける3音

中盤:ダブルストップで華やかに

終盤:最後に余韻を残すための2音

3つに分けることで、より理解も深まりますし、それぞれを別のフレーズに繋げて使うことができます。

順番に説明していきます。

序盤:聴き手を引っ張り込んで勢いをつける

序盤の3音。

Aメジャーペンタトニックを5度のEからルートのAへ向かって上昇しています。

ねえねえ、ちょっと聞いて!」と呼びかけるような雰囲気ですね。

これからAのフレーズをぶちかますぜ!」という予感をさせる役割を持っています。

ペンタでルートのAに向かうことで、「話題」を提供する

上昇することで、「勢い」「始まり」を表現する

というイメージです。

中盤:ダブルストップで華やかに

中盤はゴージャスな和音のパート。

「ダブルストップ」と呼ばれる、いわゆる「ハモリ」のフレーズです。

ブルースらしい、定番フレーズですので、どこかで聴いたことのあるのではないでしょうか。

スケールだけを覚えてアドリブしようとしても自分ではまず出てこないフレージングだと思います。

ですが、定番のかっこいいフレーズですのでそのまま覚えてしまいましょう。

注意して欲しいのは、この動画の指板と実際の指の動きに誤植があります。

動画の指板では

2音をスライドアップ

2音をスライドアップする動きがフレーズの中に2回出てきますが、実際には1回目はスライド、2回目は中指でハンマリングしています。(動画0分54秒を確認して見てください。)

2回目はハンマリング

細かい差ですので、初めは自分のやりやすい方を練習し、慣れたら両方を使い分けられるようにすればいいと思います。

終盤:最後に余韻を残す

フレーズ終盤の2音。

ルートのAを通り越して…
5度のEに着地

下降することで、序盤の上昇フレーズとは逆に、ルートのAを通過して5度のEで終わることで、”まだ終わりじゃない感”を出して次につながる余韻を出しています。

このギタリストの方も、#2のフレーズが弾き終わったの後に別のフレーズを付け足してますよね。

続きがある場合や、余韻を残したい場合、ルートで終わらず5度で終わらせるというテクニックは実践でもかなり使えます。

このフレーズの肝は

このフレーズの肝はブルーノートのダブルストップです。

3弦5フレット(C)のブルーノートを足すことでブルース色を出しています。

さらにハモることでゴージャスな響きに。

スライドでもハンマリングでも良いので、しっかりと

3弦5フレット(C) → 3弦6フレット(C#)

を鳴らしてブルースしましょう。

もう一度聴いてみよう

もう一度今回のリックを聴いてみましょう。

(動画は#2の0分44秒から再生されます。)

100 BLUES LICKS YOU MUST KNOW | Part.1 – Blues Guitar Lesson

まとめ

今回のフレーズのまとめです。

このフレーズは、

6弦ルート(5フレット)のAメジャーコード、Aペンタトニックを想定

「ねえねえ、ちょっと聞いて!」の3音 → 華やかなダブルストップ → 余韻を残す2音

肝は、ブルージーなダブルストップ

このように解釈できます。

最後に

以上、今回は#2をご紹介しました。

アドリブフレーズにダブルストップ(和音)が入ることで、一気に演奏のクオリティが上がり、聴くものを惹きつけられます。

また、ブルーノートのハモリって、弾いてる本人も痺れるほど気持ちいい響きです。

ぜひ身につけてくださいね。

この記事を読んで、あなたのギターの引き出しがひとつ増えたなら幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。次回もお楽しみに。

第3回:サビやソロをグッと引き立てるための前奏フレーズ

このシリーズのリンクから他のフレーズもチェックしてみて下さいね。

参考:【目次】ズボラギタリストがフレーズ100個覚えるためのノート

それでは、Love Guitar!

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