知らないとヤバい!ペンタ一発から抜け出したいなら知っとくべきフレーズ

こんにちは、ギターブロガーのRimo(@RimoGt)です。

「読むだけ3分でギターフレーズが1つ弾けるようになる」、ズボラギタリストシリーズの47回目です!

だけど難しくて手間のかかる、ギターフレーズの習得。

そんな悩みを解決するのがこのシリーズ。

こんな悩みはありませんか?

アドリブといえば、いつもペンタ一発

ペンタ一発のアドリブからいつかは卒業したい

どうやったらペンタ一発から抜け出せるかわからない

Rimoが長年ずーっとそうでした。でも大丈夫です。

ペンタ一発から抜け出すには、一発じゃないフレーズを、「なぜ」と共に身につけていけばそれは解決されていきます。

そしてそれが初心者を脱して中級者、上級者への階段を登ることにつながっていきます。

それでは、今回のフレーズ解説にいってみましょう。

今回は、「知らないとヤバい!ペンタ一発から抜け出したいなら知っとくべきフレーズ」です。

フレーズを聴いてみよう

まずは#47のフレーズをお聴きください。

(動画は#47の25:51から再生されます。今回のフレーズを見終わったら一時停止いただいて、次に読み進めてください。)

指板図で確認

このフレーズをあらためて指板図で確認しましょう。

ポジションを確認しながら、電子コミックを見るようにパラパラと進めていってくださいね!

指板がどう映っているのか

スケールで確認

いつもはコードから説明するのですが、今回はスケールからの方が理解しやすいので、スケールからいきますね!

この人には5弦ルートのGmペンタのボックスが見えています。

Screenshot

このポジション、アドリブに使用できればかなりの熟練者!ですね。ロックやブルースのリフにはかなりの頻度で出てくるので要チェックです。

Gmペンタを重ねるとこんな感じ。

Screenshot

フレーズの7音のうち6音がGmペンタに含まれる音です。

コードで確認

キーGのフレーズ、ではありますが、C7を想定してフレーズを弾いているようです。指板に6弦ルートのC7コードが見えています。

この時点で頭がごっちゃになっている人がいるかもしれませんので少し捕捉すると、キーGのブルースではC7はとっても仲良しなコードなんです。

詳しくは、 「Gブルース コード進行」でググってみてください。

指板に6弦ルートのC7コードが見えています。

Screenshot

このフレーズとC7コードを重ねるとこんな感じ。

Screenshot

フレーズに使われる7音のうち、6音がC7コードに含まれる音になっています。

どのような音の構成になっているのか

前述の通り、C7コードを想定したフレーズなので、Gブルースのフレーズとしても、その進行の中でC7のフレーズとしてもピタッとはまってくれます。

Cブルース進行でもC7コードは現れるので、このフレーズは使えます。

Gブルースバッキング、Cブルースのバッキング、それぞれに合わせてフレーズを鳴らして、感じを掴んでみることが大切です。

フレーズの肝は

5弦8フレットから7フレットの響き、そして6弦8フレットから6フレットの響き。

Screenshot
Screenshot

これぞブルース!ですよね。ここの響きを感じながらドヤ顔で弾くのが肝です。

もう一度聴いてみよう

今回のフレーズをもう一度聴いてみましょう。

(動画は#47の25:51から再生されます。)

まとめ

今回のフレーズのまとめです。

このフレーズは、

5弦ルート(10フレット)のGmペンタトニックスケールと、6弦ルート(8フレット)のC7を想定

GブルースのC7コードを想定したフレーズ

ブルース的な響きでドヤ顔するのが肝

最後に

今回は#47をご紹介しました。

「キーGの中のC7」という、解釈がちょっと難しいフレーズでしたね。

しかし、アドリブではひたすらにペンタトニックを行ったり来たりしかできない!という人にとっては、こういうアプローチによって次の扉が開いていくヒントになるかと思います。

あなたのギターの引き出しがひとつ増えたなら幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

次回もお楽しみに。

最後に、「もっとフレーズの引き出しを増やしたい!」という方はこのシリーズの他の記事を覗いてみてください。

前回:Zakk Wyldeを彷彿とさせる豪快ペンタフレーズ

目次:【目次】ズボラギタリストがフレーズ100個覚えるためのノート

それでは、Love Guitar!

プロフィール
このブログを運営している人
Rimo

ギターコンテンツクリエイター。
ギターブログ運営、ギターのある風景写真撮影、ギターAIイラストレーションなどを手がける、二児のパパ。
このブログでは、『「知る」は『創る』につながってく。」をコンセプトにギター情報を発信しています。「ギターがあって、暮らしは楽しい」を感じていただき、少しでもあなたのお役に立てたなら幸いです。

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