こんにちは、ギターブロガーのRimo(@RimoGt)です。
「読むだけ3分でギターフレーズが1つ弾けるようになる」、ズボラギタリストシリーズの45回目です!
だけど難しくて手間のかかる、ギターフレーズの習得。
そんな悩みを解決するのがこのシリーズ。
「指板と音楽理論な結びつき」を図で見える化してお伝えすることで、「音楽理論が苦手!」「忙し過ぎる!」という方でも、通勤・通学のスキマ時間の3分を使って記憶にガッチリと定着できるよう工夫しています。
それでは、今回のフレーズ解説にいってみましょう。
突然ですが、あなたは定番フレーズをいくつ知っていますか?
そしてそれを使いこなすことはできていますか?
今回は、「定番フレーズの本当の使いこなし方がわかるフレーズ」です。
フレーズを聴いてみよう
まずは#45のフレーズをお聴きください。
(動画は#45の24:31から再生されます。今回のフレーズを見終わったら一時停止いただいて、次に読み進めてください。)
指板図で確認
このフレーズをあらためて指板図で確認しましょう。
ポジションを確認しながら、電子コミックを見るようにパラパラと進めていってくださいね!
指板がどう映っているのか
コードで確認
キーGのフレーズ、この人には指板に6弦ルートのGmコードが見えています。
このフレーズとGmコードを重ねるとこんな感じ。
フレーズに使われる7音のうち、5音がGmコードに含まれる音になっています。
スケールで確認
同時に、6弦ルートのGmペンタのボックスが見えています。
Gmペンタを重ねるとこんな感じ。
フレーズの7音のうち7音全てがGmペンタに含まれる音です。
どのような音の構成になっているのか
今回のフレーズ、ぜひとも手グセにまで落とし込んで起きたい3つの定番フレーズが使われています。そしてそれらを組み合わせて構成されています。その3つを順を追って紹介しましょう。
1つめ定番フレーズ
1つめはペンタのルートからの4音の下降。オーソドックスですが、ペンタのコクと切れ味のある響きが得られるかっこいいフレーズですね。
今回のフレーズの中にこれが2回出てきます。
2つめ定番フレーズ
次に、ド定番のペンタ上昇フレーズ。
定番になる理由はカッコいいから。そして演奏しやすいから。
このフレーズも2回出現しています。(2回目は、最後の音が省かれて3音のフレーズになっています)
3つめ定番フレーズ
そして3つめは締めフレーズの中でガチガチの定番の下降パターン。
フレーズの肝は
3つの定番フレーズが理解できたら、改めて今回のフレーズを通して見てみましょう。どこに隠れているでしょうか?
「Full↑」「1/2↑」となっている部分が、ちょうどフレーズの繋ぎ目になっていますね。
前節で紹介した最小単位のフレーズを、「しりとり」するように組み立てられていることがわかると思います。
そして、その繋ぎ目にチョーキングやクオーターチョーキングでニュアンスをつけることで、フレーズとして豊かな表現を演出しています。
長く複雑なように感じたこのフレーズですが、これでスッキリ丸裸になりました。
もう一度聴いてみよう
今回のフレーズをもう一度聴いてみましょう。
(動画は#45の24:31から再生されます。)
まとめ
今回のフレーズのまとめです。
このフレーズは、
最後に
今回は#45をご紹介しました。
途中でも述べましたが、定番はカッコいい、弾きやすいから定番となっています。しっかりと体得すれば、それらをつなぎ合わせてどんどんフレーズが作れるということがわかる、今回のフレーズでした!
あなたのギターの引き出しがひとつ増えたなら幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに。
最後に、「もっとフレーズの引き出しを増やしたい!」という方はこのシリーズの他の記事を覗いてみてください。
前回:組み合わせを変えれば、フレーズは無限に創れる。を知るフレーズ
目次:【目次】ズボラギタリストがフレーズ100個覚えるためのノート
それでは、Love Guitar!
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