こんにちは、ギターブロガーのRimo(@RimoGt)です。
「読むだけ3分でギターフレーズが1つ弾けるようになる」、ズボラギタリストシリーズの43回目です!
だけど難しくて手間のかかる、ギターフレーズの習得。
そんな悩みを解決するのがこのシリーズ。
「指板と音楽理論な結びつき」を図で見える化してお伝えすることで、「音楽理論が苦手!」「忙し過ぎる!」という方でも、通勤・通学のスキマ時間の3分を使って記憶にガッチリと定着できるよう工夫しています。
今回のテーマは、みんな大好き速弾き!
ロックやブルースにぴったりで、そして何度でも永遠に繰り返し弾き続けることができるオイシイフレーズです。
んー、もう待ちきれませんね!
それでは、今回のフレーズ解説にいってみましょう。
今回は、「【最高コスパ】みんな大好き速弾きマシマシフレーズ【弾くは簡単、聴くは複雑】」です。
フレーズを聴いてみよう
まずは#43のフレーズをお聴きください。
(動画は#43の23:20から再生されます。今回のフレーズを見終わったら一時停止いただいて、次に読み進めてください。)
指板図で確認
このフレーズをあらためて指板図で確認しましょう。
ポジションを確認しながら、電子コミックを見るようにパラパラと進めていってくださいね!
指板がどう映っているのか
コードで確認
キーDのフレーズ、この人には指板に6弦ルートと4弦ルートのDmコードが見えています。
このフレーズとDmコードを重ねるとこんな感じ。
フレーズに使われる9音のうち、5音がDmコードに含まれる音になっています。
スケールで確認
同時に、6弦ルートのDmペンタのボックスが見えています。
Dmペンタを重ねるとこんな感じ。
フレーズの9音のうち7音がDmペンタに含まれる音です。
どのような音の構成になっているのか
速く弾いているのでその分複雑に聞こえますが、実は定番のリックを3つ組み合わせて弾いているだけです。
3つを繋げることができればこれだけカッコよく弾くことができるので、一つ一つマスターしていきましょう!
順に3つを区切って紹介していきますが、これらは単独でも繰り返し弾いて十分カッコよく響かせることができます。
1つめのリック 7音
2つめのリック 6音
3つめのリック 5音
フレーズの肝は
一つ一つを見ると、結構シンプルなフレーズだったかと思います。しかし、初めて聞いた時はなぜあんなに複雑に聴こえたのでしょう?これが弾く側にとってとても大切なことです。
弾くことが簡単で、難しそうに聴こえる。このコスパ。
3つのフレーズの音数が、7音、6音、5音とそれぞれ違うことで、リスナーに規則性が掴みづらくなっていて複雑に聴こえるというわけですね。
もちろん弾く側も自分がどこを弾いているかを見失ってはいけません。
あかさかみつけ、たかだのばば、いけぶくろ、というように音数をとらえながら覚えるのがコツです。
もう一度聴いてみよう
今回のフレーズをもう一度聴いてみましょう。
(動画は#43の23:20から再生されます。)
まとめ
今回のフレーズのまとめです。
このフレーズは、
最後に
今回は#43をご紹介しました。
速弾きフレーズ、どんどん覚えていきたいですよね〜!なんぼあっても困りませんから!
ということで、あなたのギターの引き出しがひとつ増えたなら幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに。
最後に、「もっとフレーズの引き出しを増やしたい!」という方はこのシリーズの他の記事を覗いてみてください。
参考:【目次】ズボラギタリストがフレーズ100個覚えるためのノート
それでは、Love Guitar!
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