
こんにちは、ギターブロガーのRimo(@RimoGt)です。
「読むだけ3分でギターフレーズが1つ弾けるようになる」、ズボラギタリストシリーズの39回目です!
フレーズを覚えるのは大事なのはわかる。だけど難しくて手間がかかるから、ついつい先送りにしちゃうギターフレーズの習得。
そんな悩みを解決するのがこのシリーズ。
「指板と音楽理論な結びつき」を図で見える化してお伝えすることで、「音楽理論が苦手!」「忙し過ぎる!」という方でも、通勤・通学のスキマ時間の3分を使って記憶にガッチリと定着できるよう工夫しています。
それでは、今回のフレーズ解説にいってみましょう。
今回は、「簡単ダブルストップで魅せる激渋ギターフレーズ」です。
フレーズを聴いてみよう
まずは#39のフレーズをお聴きください。
(動画は#39の21:11から再生されます。)
一発目のチョーキングと途中のダブルストップが光る、ブルージーでスモーキーなシンプルフレーズですね。こういうのがさらりと弾けると、ギタリストとしての厚みが感じられるんじゃないかと思います。
指板図で確認
このフレーズをあらためて指板図で確認しましょう。








指板がどう映っているのか
コードで確認
キーEのフレーズ、この人には指板に6弦ルートのEmコードが見えています。

このフレーズとEmコードを重ねるとこんな感じ。

フレーズに使われる6音のうち、4音がEmコードに含まれる音になっています。
スケールで確認
同時に、6弦ルートのEmペンタのボックスが見えています。

Emペンタを重ねるとこんな感じ。

フレーズの6音のうち6音全てがEmペンタに含まれる音です。
どのような音の構成になっているのか
このフレーズは、ペンタトニックの4音下降が2つの組み合わせで成り立っています。
それぞれに、テクニック的なアレンジを加えて装飾してます。
フレーズの肝は
それぞれの下降フレーズは、そのまま弾いても十分かっこいいですが、ここに一工夫。
1つ目の下降時の肝はチョーキングからスタート。

二つ目はダブルストップからスタート。

フレーズそのものもシンプルですし、アレンジに基本的なテクニックを加えているだけのフレーズですが、さらりとバシバシ決めることができればこんなにカッコよくなるんですね。
もう一度聴いてみよう
今回のフレーズをもう一度聴いてみましょう。
(動画は#39の21:11から再生されます。)
まとめ
今回のフレーズのまとめです。
このフレーズは、
6弦ルート(12フレット)のEmコード、Emペンタトニックを想定
音の構成は、ペンタトニック下降が2つ
フレーズの肝は、チョーキングとダブルストップをさらりと入れちゃうとカッコいい
最後に
今回は#39をご紹介しました。
ギターフレーズはほんの一手間かけるだけで、カッコよさがぐんとあがる!
このことがよくわかる好フレーズでした。
あなたのギターの引き出しがひとつ増えたなら幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに。
次回:アドリブはペンタで弾くかメジャーで弾くか?その答えは…のフレーズ
最後に、「もっとフレーズの引き出しを増やしたい!」という方はこのシリーズの他の記事を覗いてみてください。
前回:簡単だけど複雑に聴こえる、速弾きペンタ系ロングフレーズのコツ
目次:目次ズボラギタリストがフレーズ100個覚えるためのノート
それでは、Love Guitar!
コメント