こんにちは、ギターブロガーのRimo(@RimoGt)です。
「読むだけ3分でギターフレーズが1つ弾けるようになる」、ズボラギタリストシリーズの44回目です!
だけど難しくて手間のかかる、ギターフレーズの習得。
そんな悩みを解決するのがこのシリーズ。
「指板と音楽理論な結びつき」を図で見える化してお伝えすることで、「音楽理論が苦手!」「忙し過ぎる!」という方でも、通勤・通学のスキマ時間の3分を使って記憶にガッチリと定着できるよう工夫しています。
それでは、今回のフレーズ解説にいってみましょう。
今回の結論。このフレーズは、このシーリズの中ですでに出たフレーズの「組み合わせ違い」です。
44回目となれば、ここまで相当なフレーズが出てきましたので、だんだんと「これまでのフレーズのバリエーション違い」のフレーズが出てきます。組み合わせを変えるだけで新たなフレーズができる。この感覚が掴めるようになると、今までより一段上のプレイができるようになってくると思います。
今回は、「組み合わせを変えれば、フレーズは無限に創れる。を知るフレーズ」です。
フレーズを聴いてみよう
まずは#44のフレーズをお聴きください。
(動画は#44の24:00から再生されます。今回のフレーズを見終わったら一時停止いただいて、次に読み進めてください。)
指板図で確認
このフレーズをあらためて指板図で確認しましょう。
ポジションを確認しながら、電子コミックを見るようにパラパラと進めていってくださいね!
指板がどう映っているのか
コードで確認
キーEのフレーズ、この人には指板に6弦ルートのEmコードが見えています。
このフレーズとEmコードを重ねるとこんな感じ。
フレーズに使われる7音のうち、4音がEmコードに含まれる音になっています。
スケールで確認
同時に、6弦ルートのEmペンタのボックスが見えています。
Emペンタを重ねるとこんな感じ。
フレーズの7音のうち6音がEmペンタに含まれる音です。
どのような音の構成になっているのか
今回のフレーズは、過去に紹介したフレーズを組み合わせたものになります。
前半のこの部分。
#41のキー違いフレーズ。王道のスライドフレーズです。
そして後半。
#37で紹介したフレーズの後半と、キー違いのほぼ同じフレーズになっています。
フレーズの肝は
このフレーズは12個の音を使ったそこそこ長いフレーズのように感じますが、分解して見ると王道の小フレーズが2つ組み合わさったものだということがわかります。
このように認識できれば、今回のフレーズは新たなフレーズとして覚える必要がなくなりますね。
デモ演奏はスピードが結構速いので、その速度についていくためには繰り返しの練習がいりますが、このブログのシリーズを順番に追っている人にとっては覚えることはほぼゼロ!なフレーズでした。
もう一度聴いてみよう
今回のフレーズをもう一度聴いてみましょう。
(動画は#44の24:00から再生されます。)
まとめ
今回のフレーズのまとめです。
このフレーズは、
最後に
今回は#44をご紹介しました。小さいフレーズを覚え、組み合わせを試し、アドリブにどんどん使ってギタリストとしての幅を広げていきましょう!
あなたのギターの引き出しがひとつ増えたなら幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに。
次回:定番ペンタフレーズの本当の使いこなし方がわかるフレーズ
最後に、「もっとフレーズの引き出しを増やしたい!」という方はこのシリーズの他の記事を覗いてみてください。
前回:【最高コスパ】みんな大好き速弾きマシマシフレーズ【弾くは簡単・聴くは複雑】
参考:【目次】ズボラギタリストがフレーズ100個覚えるためのノート
それでは、Love Guitar!
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