コードトーンを意識したブルース下降フレーズ

こんにちは、ギターブロガーのRimo(@RimoGt)です。

一生使えるギターフレーズを100個覚える!

「動く指板図」を使って、ズボラな人でも超簡単に、隙間時間を使ってギターフレーズを一生忘れられないものにすることができるというこのシリーズ。

それでは、フレーズ解説にいってみましょう。

今回は第5回になります。「『ペンタをなぞるだけ』から卒業するフレーズ」です。

このシリーズでは、フレーズを覚えることを目的としていません。

人間の記憶力には限りがありますし、忙しい現代人には時間がありません。

ですから、ギターフレーズを覚えやすく、忘れにくい能力を身につける必要があります。

このシリーズでは、どうせ忘れてしまうようなフレーズの暗記は避けたいと考えています。

そこで、

「指板がどう映っているのか」

「フレーズの構成や音にどんな意味があるのか」

「プレイの肝はどこか」

をしっかりと理解することで、ギター脳が強化していくことを狙いとしています。

フレーズの意味を知る力を身につければ、「フレーズの丸暗記とその繋ぎ合わせのアドリブ」から抜け出せるようになります!

それではいってみましょう!

フレーズを聴いてみよう

まずは#5のフレーズをお聴きください。

(動画は#5の2分14秒から再生されます。)

100 BLUES LICKS YOU MUST KNOW | Part.1 – Blues Guitar Lesson

1音目に聴き手をグーっと惹きつける、タメのチョーキングが入って、そこから渋い響きを織り交ぜてながら下降して着地。

指板がどう映っているのか

コードで確認

キーAのフレーズ。

この人には指板に4弦ルートのAmアルペジオの形が見えています。

この形は超頻出ですので、4弦ルートのコードはまだ自信がない!という方はこの形を一番はじめにイメージできるようになるのがおすすめです。

このフレーズと重ねるとこんな感じ。

フレーズに使われる7音のうち、5音がAmに含まれる音になっています。

スケールで確認

同時に、6弦ルートのAmペンタのボックスが見えています。

Amペンタを重ねるとこんな感じ。

フレーズの7音のうち6音がAmペンタに含まれる音です。

どのような音の構成になっているのか

フレーズの骨は「Amアルペジオの下降」です。

そこにブルージーな飾り付けを挟んで雰囲気を出しています。

最後にルートに着地することで終止感が出ています。

アルペジオの下降

コードの確認でお話したように、AmアルペジオをC、A、E、C、Aと下降していく全体像をイメージしています。

「ペンタをなぞるだけ下降」を卒業する

「下降フレーズ」と言われて、ペンタスケールをなぞって下降するのが癖付いてしまっている人は多いのではないでしょうか。

ペンタをなぞって下降するのは、ポジションも覚えやすいしサウンドも無難なので、ついつい連発してしまうことが多いですよね。Rimoがそうでした。

しかし、ペンタトニックスケールをなぞるフレーズは、

音数を減らすとコード感が出ない

コード感を出そうと音数を増やしても、やっぱりコード感が出ない

という結果になりがちです。

この状況を脱却してワンランク上の演奏をするには、前述したように

コードアルペジオをフレーズの骨にして、出したい雰囲気に合わせて音を足していく

という考え方を持つだけで、フレーズに華がでます。

フレーズの肝は

ここでの肝は、2つのブルージーな飾り付けです。

ブルージーな飾り付け その1

1つ目は初っぱなの音。

1弦8フレット(C音)のクォーターチョーキング。

「ブルーノート」と呼ばれる音です。憂鬱な感情をここで存分に表現してください。

物憂げな顔になっちゃうくらい移入して弾きましょう。

ブルースど真ん中のテクニックです。

ブルージーな飾り付け その2

2つめは3弦8フレット(E♭音)からの下降して3弦5フレット(C音)に着地するフレーズ。

弾きやすく、使いやすく、カッコいい。

ブルース下降フレーズのド鉄板なので、この響きを感じていただき、形を丸々覚えてマスターしてしまいましょう。

もう一度聴いてみよう

以上を踏まえて、今回のフレーズをもう一度聴いてみましょう。

(動画は#5の2分14秒から再生されます。)

100 BLUES LICKS YOU MUST KNOW | Part.1 – Blues Guitar Lesson

シンプルだけど味のある、いいフレーズですね。

手癖フレーズの締めに重宝するフレーズです。

まとめ

今回のフレーズのまとめです。

このフレーズは、

4弦ルート(7フレット)のAmコード、Amペンタトニックを想定

Amアルペジオにブルージーな飾り付けをする

ブルースの鉄板テクニックをまんま使って思いっきり感情移入

このように解釈できます。

最後に

今回は#5をご紹介しました。

コードトーンをフレーズの骨にするという考え方は、「ペンタをなぞるだけ」から脱却するためにはとても重要です。

これを意識するだけで、フレーズの説得力が上がります。

今回のフレーズが弾けるようになったら、このアルペジオパターンに自分で飾り付けをして、新しいフレーズを作って遊んでみてくださいね。

あなたのギターの引き出しがひとつ増えたなら幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

次回もお楽しみに。

第6回:6弦ルートのペンタ固定の呪縛から解放されよ!手癖にしたい速弾きフレーズ

もっとフレーズの引き出しを増やしたい!という方はこのシリーズのリンクからどうぞ。

参考:【目次】ズボラギタリストがフレーズ100個覚えるためのノート

それでは、Love Guitar!

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