
皆さんこんにちは、ギターブロガーのRimo(@RimoGt)です。
ペダルボードを眺めながら「あと一つ枠があれば…」と思ったこと、ありますよね。コーラスも、ビブラートも、ピッチシフターも欲しい。でも全部は置けない。そんな悩みに、BOSSが本気で答えてきました。
それが PX-1 Plugout FX。今回の記事タイトルは「全エフェクターを黙らせにきた」。これ、大げさではありません。本当にそれくらいのインパクトがある1台なんです。
PX-1の正体
公式情報とYouTubeレビューをまとめると、PX-1はこういうペダルです。
- BOSSの名機16種類を収録(OD-1、CE-2、PS-2、DF-2 など往年の名モデルがズラリ)
- 1度に使えるのは1モデルのみ。必要に応じて“中身を入れ替える”スタイル
- Swap機能で2つのモデルを仕込んでおき、ライブ中に瞬時に切替可能
- ステレオ入出力、USB-C、Bluetooth、MIDIクロック入力対応
- サイズ・重さは通常のBOSSコンパクトと同じ(73×125×56mm/約400g)
- 価格は 249.99ドル、日本円では38,500円。発売は 9月予定
つまり、「マルチの便利さ」と「コンパクトの即戦力性」を両立したペダルです。
誤解しやすいポイントを整理
ここはしっかり押さえておきましょう。
- 同時多重は不可
PX-1は「1台につき1モデル」の仕様。ディレイとモジュレーションを同時にかけることはできません。 - ただし例外あり
例えば PS-2(Pitch Shifter/Delay) のように、1つのモデル内に複合機能を含む場合は使える。でもこれは“同時多重”ではなく、“そのモデル自体の仕様”です。 - Swap機能は切替えであって同時ではない
事前に仕込んだ2モデルを、フットスイッチで瞬時に入替えられる。ライブ的には便利ですが、併用ではない点は大事。 - サブスク必須ではない
初期16モデルはすべて無料で使えます(うち8モデルはアプリ経由でダウンロード)。追加は**Model Pass(1モデル9.99ドル)**で個別購入。Roland Cloudの6か月利用権も付属しますが、これはDAW用プラグイン向けの特典です。この辺は国内公式の発表を待ちましょう。
Rimoの期待と活用イメージ
正直に言うと、僕は最初「同時多重できないのは弱いのでは?」と思いました。
でも考えてみれば、ライブ現場で欲しいのは「確実に出る1音色」。マルチのように組み合わせ自由も楽しいけれど、現場では結局「決め打ちの1ペダル」を信頼して踏むことが多いんですよね。
例えばこんな使い方。
- モジュレーション枠をローテーションする
コーラス曲ではCE-2、ソロ曲ではVB-2、飛び道具でPS-2。PX-1を“可変スロット”として運用すれば、ボードは整理されるし、曲ごとにキャラを変えられる。 - 歪みのキャラを切替える
OD-1のウォーム感からDS-1のブライトな歪みへ。曲ごとに使い分けたいけど、ボードには1台しか置けない…そんな時にPX-1ならSwapで即切替え。 - レア機材を現場で即投入
DF-2(スーパー・フィードバック)やPS-2(ピッチシフター/ディレイ)のようなレア系を実戦投入できるのは胸アツです。
まとめ:PX-1は“整理整頓ペダル”だ
PX-1は「全部入りマルチ」ではありません。
でも「1ペダルで16種類を持ち歩ける可変スロット」という発想は、ボード設計を一気にシンプルにしてくれます。
同時多重ができないことはデメリットに見えるかもしれませんが、その分音作りの純度と操作性に集中できる。
まさに「全エフェクターを黙らせる」存在です。
発売が本当に楽しみ。これは間違いなく、ボードの“空き1枠”に入ってくれる強力なペダルとなるはずです!
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初回ロットが売り切れている店舗も出てきているようです。狙っている方は予約、購入お早めに!
それでは、Love Guitar!



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