ギター無窮動を挫折した人 基礎トレーニング編【おすすめ教本】

こんにちは、ギタリストのRimo(@RimoGT)です。

本日は、教本レビュー。「ギター無窮動 基礎トレーニング」という本です。

最も有名なのは、黒いカバーの「ギター無窮動」です。Rimoも買って持っています。

黒の無窮動は売れた分だけ、挫折してしまった方は多いはず。

Rimoは、音の度数を本に書き込んで分析し、それを反復練習するというやり方で頑張りました。

でも、正直にいうとかなりはじめの方で挫折しました。

ここ最近の中ではダントツ練習したんだけどな。

無窮動(黒)を挫折した理由

慣れない運指が多く、なかなか弾けない

ページ量が多く、ゴールが途方もなく遠い

そのまま弾く以外フレーズの活かし方がわからない

簡単にいうと自分には難しすぎたということですね。

・ロックギターとは違う、ジャズの慣れない指の動きがたくさん。

・ページ数が多いので、先々と進むとどんどん忘れてしまい何も身につかない。

・かといってじっくりやると全く先に進まない。

・弾けるようになったフレーズは、アレンジしたりポジション変えたりと、はじめの頃は丁寧にやっていた。するとますます進まない。

・結局1ページ目が終わらない。

自分のやっていることに意味は十分見出せたのですが、この「全く進まない感」にとうとう心が完全に折られました…。

さらに「黒」は、「8分音符を8個使ってコード感を出すことができれば、あとは好きに音を減らしたり音を伸ばしたり自由にできますよ」、みたいなことが書いてありますが、それって結構難しいです。

「ほんとにこの音を変えちゃって大丈夫?」っていうくらい、手を加えにくいフレーズが結構あります。筆者のレベルでの話ですが。

だから結局フレーズをそのまま弾く以外の方法が見出せませんでした。

しかしいざ弾いてみると、いかにも「テキスト通り頑張って覚えたものを弾いています!これから自分のものにしていきます!」みたいなメカニカルな演奏になる感じが、さらにゴールへの道のりを長く感じさせました。

続編の無窮動(赤)はというと

その後、続編の「」の無窮動も発売されましたが、できないという結果が見えていたので見送りました。迷うこともなく。

そこで白

そして今回の無窮動(白)

紹介文を読めば、これまでの無窮動は

「1小節に音符8個」

で、今回は

「1小節に音符4個」

1/2にボリュームダウンしました。

さらには紹介文には「柔道で言えば白帯」とも。

悔しい。本当に悔しいが、「黒」に惨敗した以上、自らを白帯だと認めざるを得ない

黒での挫折を思い出したくなかったのではじめ白の無窮動を見たときスルーしたが、AmazonのKindle Unlimitedで無料だったのでダウンロード。

白はこんな人におすすめ

白帯の筆者がいうのもなんですが、これは初心者だけではなく中級、上級へと着実にステップアップしたい人にはぜひおすすめしたい一冊です。

もちろん黒の無窮動に挫折してしまった人には超おすすめ。

シンプルだからこそ、理解がしやすい。だから身につきやすく、さらに自分で手を加えて応用しやすい。

情報量が1/2なので進む、身につく

繰り返しになりますが、音符の数が1/2です。音符4つのフレーズはすぐに覚えられるので、筆者のように全くフレーズのストックがない方にはぴったり。

だから、覚えながらもテキストのページが進んでいきます。

身についてる上でページを進めていける感覚って、継続するために大切な要素だと思います。

また、音符4つでコード感を出せるフレーズって、超使えます。すごい安心感です。

どれだけテンパっても、「この4音を弾けば1小節が成立するフレーズ」を知っているだけで心強いですよね。

そうなれば、筆者のような白帯でも、リズムを変えたり音を足したり応用がききますので音楽的に聞こえさせやすいです。

逆に、たった4音だけでコード感を感じさせるフレーズをこれだけ大量に考えた著者の道下さんは超人ですよね。

ということでこの「白い無窮動」は続けられそう

以前の記事で紹介した、リズム感の本と指の動きの本をベースに、白の無窮動でフレーズのストックを貯めていこうと思います。

参考:「ギターが下手」、原因の90%はリズム感 を学んでみた【教本レビュー】

参考:指が動くようになる!プロ実践のギター上達法51【教本レビュー】

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうござました。

黒い無窮動に挫折した人はもちろん、今からジャズのアドリブに挑戦しようと考えている方も、白い無窮動は良書です。

基礎とは、「簡単」ではなく、「重要」だとRimoは思っています。体に染みつくまで繰り返す価値のあるものです。

ぜひ一緒に頑張りましょう!

無窮動の本家(黒)は、ことごとく筆者が挫折を味わいながら、現在もコツコツと挑戦し続けております。

過去の挫折の遍歴を記事にしていますので、挫折してしまった!という方は参考にされてください。

参考:ギター無窮動 挫折の遍歴 それでも弾き続けるために

最後に、Amazonの定額購読サービスKindle Unlimitedなら、月額980円でこの本は読み放題の対象になります。

また1か月の無料体験もあるので、この本を読むだけで元が取れてお得です。この本は2750円なので、すぐにもとが取れてしまいます。

Rimoは教本を片っ端から読みあさってます。

興味のあるかたは、関連記事も併せてご覧ください。

参考:ギター独学は無理じゃない!教則本を無限に読めるAmazonのKindle Unlimited

それでは、Love Guitar!

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